デイヴィッド・リース、ハーマン・フランクという元ACCEPTの2人が新たに結成したIRON ALLIESが10月にデビュー・アルバムをリリース!

デイヴィッド・リース<vo>、ハーマン・フランク<g>というお互い異なる時期にACCEPTに在籍した2人のミュージシャンが新たにIRON ALLIESというバンドを結成し、10月21日にデビュー・アルバム「BLOOD IN BLOOD OUT」をリリースする。

2人をバックアップするバンド・メンバーは、リズム・ギターにマイク・ペシン(VICTORY、HERMAN FRANK)、ベースにマルテ・バーカート(VICTORY、DAVID REECE)、ドラムにフランチェスコ・ジョヴィノ(U.D.O.、PRIMAL FEAR)という顔触れ。

このデビュー・アルバムから先行シングル”Full Of Surprises”のリリック・ビデオが公開されている。

IRON ALLIES
- Full Of Surprises (2022) // Official Lyric Video // AFM Records

 

このバンドについて、ハーマンはこう語る。
「デイヴィッドは俺と同じで、ヴェテランであると同時にあらゆる音楽が大好きだから、すぐに意気投合したよ。音楽への揺るぎない情熱があるからこそ、この厳しい業界でやり続けられるんだ」
「俺はデイヴィッドの声が大好きだ。メタル、ロック、ブルーズがユニークにブレンドされた声でね。彼は素晴らしい作詞家でもあって、アメリカ人だから、非英語圏のシンガーと比べて圧倒的に語彙も豊富だしね」
「今回のアルバムは、俺やデイヴィッドが過去に作ったものとは一切比較できないよ。同じ型から生まれた音楽でありながら、それ単体で独立した作品なんだ。俺達2人は、お互いを探し求め合い、そして発見し合ったと言えるんじゃないかな」


デイヴィッドによれば、2人のACCEPT脱退に関するネガティヴな評判がこのバンドを組む動機の1つになったという。
「彼らはハーマンの悪口を言っていたし、俺の悪口も言っていて、常に舌戦みたいなのがあったんだ。それでハーマンが『どうでもいいや、デイヴィッドに連絡しよう』ってなったわけ。俺は彼とちゃんと話したことはなかったけど、彼が俺の住むイタリアに来てくれて、初めてちゃんと膝をつき合わせて話をしたんだ。夕食に出かけて、6時間ほど一緒に過ごしたよ。彼はVICTORYのアルバムとソロ・アルバムを作り終えた後でリラックスしていて、休息が必要だったんだ」

そして、IRON ALLIESの音楽性について、ハーマンはこう述べている。
「ACCEPT時代の『RESTLESS AND WILD』(1982年)のような要素もあるよ。でも歌っているのはデイヴィッドなんだ。素晴らしい作品になったし、本当にワクワクしてるよ」

IRON ALLIES
「BLOOD IN BLOOD OUT」

2022年10月21日発売

<収録曲>
01. Full Of Surprises
02. Blood In Blood Out
03. Destroyers Of The Night
04. Fear No Evil
05. Evil The Gun
06. Martyrs Burn
07. Blood On The Land
08. Nightmares In My Mind
09. Selling Out
10. Freezin'
11. Truth Never Mattered
12. We Are Legend (You And I)
 

ちなみに、デイヴィッドはこの7月に、RIOTのドン・ヴァン・スタヴァン<b>、ALCATRAZZのジミー・ウォルドー<key>らと新たに組んだHIGHWAY SENTINELSでデビュー・アルバム「THE WAITING FIRE」をリリースしたばかり。

また、ハーマンは現在、再結成VICTORYでも活動しており、昨年に10年振りとなるスタジオ・アルバム「GODS OF TOMORROW」をリリースしている。

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