ヴェテラン熱血シンガー、デイヴィッド・リース率いるBANGALORE CHOIRがトラディショナルなメタルの復興に燃える“BraveWords Records”と契約を交わして10月に発表(海外)する新作はメインストリーム・メタルの裏名盤「ON TARGET」(92年)の“パート2”!
米国メインストリーム進出を狙った80年代終盤ACCEPTに一時在籍した米国人シンガー、デイヴィッド・リースがACCEPTの活動休止後に全盛期USメインストリーム・メタル界から人材を集めて91年に結成したBANGALORE CHOIR。彼らが92年にメジャー“Giant”から発表したデビュー・アルバム「ON TARGET」はアメリカンなメロディック・メタル/ハード・ロックの空気感を封じ込めた好作だったが、音楽シーンの一大トレンド・チェンジの時代に当たって商業的成功を収められないままバンドもあっというまに消滅してしまった。
時を経て2010年に再結成を果たしたBANGALORE CHOIRはドイツを拠点に地道に活動を続け、デイヴィッド・リースも自らのバンドREECEの活動と並行してBANGALORE CHOIRの看板を守ってきたが、このたびトラディショナルなメタル/ハード・ロックへの肩入れに意欲を見せる新進気鋭レーベル“Brave Words Records”と契約を交わしてBANGALORE CHOIR名義では2年ぶり通算5作目となるニュー・アルバムを10月24日にリリースする(海外)。
そしてなんとこれが33年前のデビュー・アルバム「ON TARGET」の“パート2”を堂々うたった作品。先行公開された新曲とアルバムのアートワークにも原点回帰の意志が色濃く反映されている。
まずは先行公開された新曲“Bullet Train” のパンチの効いたメロディック・メタルをどうぞ。30年以上前の不運の記憶を消し飛ばす作品となるか? 注目を!

BANGALORE CHOIR
「RAPID FIRE SUCCESSION: On Target Part II」(輸入盤CD)
BraveWords Records
2025年10月24日発売(海外)
01 How Does It Feel
02 Driver's Seat
03 Love And War
04 I Never Meant To
05 I’m Headed For
06 Bullet Train
07 Swimming With The Shark
08 The Light
Act 2
09 Prisoner
10 The Beauty
11 Sail On
12 Trouble With The Truth
13 Still The Same
14 Blinded By Fire In The Sky
15 Rock Of Ages
16 Mending Fences
David Reece:(vo)
Diego Pires(g)
Eric Juris:(g)
Andy Susemihl(g, back vo)
Mario Percudani(g, back vo)
Riccardo Demarosi(b, back vo)
Nello Savinelli(ds)
ゲスト:
Jimmy Waldo(keys/NEW ENGLAND~ALCATRAZZ、WARLORD)
Ferdy Doernberg(keys/AXEL RUDI PELL、ROUGH SILK)
なお、前作「CENTER MASS」(2023年)からの“Back To Life”のMVはこちら。現在のリード・ギタリストは元SINNER~U.D.O.でデイヴィッド・リースとはREECEでも行動を共にしてきたアンディ・ズゼミール。



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