藤木昌生の密かな楽しみ Vol.39 ~ 気まぐれプレイリスト 22
10月27日の総選挙の投票にはぜひ行ってくださいね。当日、都合が悪い人は、すでに期日前投票も始まってますんで。
能登地方の人々が正月の地震と9月の豪雨の二重災害に苦しんでる真っ只中なのに、それを無視して慌てて解散総選挙をやるのは、例の与党の組織ぐるみの裏金問題を早くうやむやにして葬り去るためだと言われてますが、どうなんでしょうね? さらに凄いのは、能登地方は今回の選挙では投票所を減らして、なおかつ投票時間も短縮するらしいんですよ。能登地方の人々は自分達を見捨てて放置してる与党に対して反感を持ってるだろうから、なるべく投票できないような環境を作ろうってことなんでしょうかね?
まあ、これ以上あれこれ書くと、また上の方から注意されちゃうので、僕なりに今回の投票の参考になりそうだと思う情報のリンクを貼っておきますね。興味のある人はちょろっと覗いてみてください。
能登地方の人々が正月の地震と9月の豪雨の二重災害に苦しんでる真っ只中なのに、それを無視して慌てて解散総選挙をやるのは、例の与党の組織ぐるみの裏金問題を早くうやむやにして葬り去るためだと言われてますが、どうなんでしょうね? さらに凄いのは、能登地方は今回の選挙では投票所を減らして、なおかつ投票時間も短縮するらしいんですよ。能登地方の人々は自分達を見捨てて放置してる与党に対して反感を持ってるだろうから、なるべく投票できないような環境を作ろうってことなんでしょうかね?
まあ、これ以上あれこれ書くと、また上の方から注意されちゃうので、僕なりに今回の投票の参考になりそうだと思う情報のリンクを貼っておきますね。興味のある人はちょろっと覗いてみてください。
https://x.com/tatekawaunsui/status/1847780546145112271
https://x.com/siroiwannko1/status/1845864648387809649
https://x.com/333bagel333/status/1723462730643095777
https://x.com/mas__yamazaki/status/1847243770577981557
https://x.com/nonopita21/status/1820467095622255041
https://x.com/momotro018/status/1846465730424066523
https://x.com/siroiwannko1/status/1846157326388285850
https://x.com/mas__yamazaki/status/1847519937331679486
https://x.com/ujizo/status/1845713502922838367
https://x.com/siroiwannko1/status/1845864648387809649
https://x.com/333bagel333/status/1723462730643095777
https://x.com/mas__yamazaki/status/1847243770577981557
https://x.com/nonopita21/status/1820467095622255041
https://x.com/momotro018/status/1846465730424066523
https://x.com/siroiwannko1/status/1846157326388285850
https://x.com/mas__yamazaki/status/1847519937331679486
https://x.com/ujizo/status/1845713502922838367
それでは、気まぐれプレイリストの第22弾に行ってみましょう。
SIDE A
1. DREAM THEATER ”A Fortune In Lies”→ Spotifyで聴く
1989年、和田 誠さんのラジオ番組でこの曲によってDREAM THEATERの存在を知った時は、凄いバンドが出てきたな!とインパクトを受けたものでした。ただ当時、他の音楽評論家や雑誌がこのバンドを積極的に賞賛してたような記憶はないですね~。BURRN!でも申し訳程度のモノクロ1ページ記事だったし。みんな同年デビューしたSKID ROWとかMR.BIGに夢中でね。だから、和田さんだけが1人で騒いでる印象で(笑)、このバンドも幻のバンドみたいになっていくのかな…なんて思ってたら、3年後の2ndアルバムですべてが変わるわけです。でも、21~22歳の若さでこんな曲、こんなアルバムを作ってたなんて、改めて驚異ですね。
2. NEW ENGLAND ”Alone Tonight” → Spotifyで聴く
気まぐれプレイリストにこのバンドの曲を入れるのは第1回以来ですかね。「お前のNEW ENGLAND好きは判ったからもういいよ」と思われないように温存してました。(笑) この曲はデビュー当時の彼らのライヴのオープニング曲だったみたいですね。バンドが消滅して10年ぐらい経ってからブートレッグのライヴ音源を聴いて初めてそれを知りました。NEW ENGLANDの曲の素晴らしい要素の1つに、2コーラス後のブリッジが絶品だというのがあるんですが、この曲もそのパターン。ほんとこのブリッジは胸キュンですよ。彼らのデビュー作「NEW ENGLAND」の邦題は「失われし魂」だけど、よく判らんですね。ヒット・シングル”Don't Ever Wanna Lose Ya”のLoseが「失われし」の由来なのかもだけど、あとはジャケが「魂」っぽかったからか?(笑)
3. 高橋由美子 ”Fight!” → Spotifyで聴く
平成アイドル歌謡です。ギリギリ昭和じゃない。1990年のデビュー当時から彼女の存在は知ってたけど、曲をちゃんと聴いたのは90年代後半だった。当時、新しいLDプレーヤーをゲットしたんで中古LDをあれこれ買っていて、レコファンで彼女のライヴLDが800円ぐらいで出てたんで買って帰ったのさ。で、観てみたら、割と曲が良いし、意外と歌えてるし、めっちゃカワイイしで、そこからブックオフで彼女のCDを買い集めたけど、正直、手応えのある作品はなかったかな。ただ、この曲はメロハー・マニアには響くものがあるんじゃ? イントロを聴いてオッ!?と思いませんでした? そう、AIRPLAYですよ。制作陣にその手の愛好家がいたんでしょう。ちなみに、彼女の曲で一番好きなのは”PEACE BOMBER”なんだけど、スタジオVer.は今イチなんだよな~。
4. TAÏ PHONG ”Sister Jane” → Spotifyで聴く
昔から伊藤政則さんのラジオ番組でも時々かかってたフランス産プログレ・バンドの名バラード。プログレ界のお涙頂戴バラードとしてはNEW TROLLSの”Adagio”と双璧を成す伝説の曲じゃないでしょうか。僕がこの曲を知った80年代中頃には彼らのアルバムは入手困難になっていて、中古LPを(まともな値段で)見つけるまでに数年は要したと思います。このTAÏ PHONGの1stアルバムをゲットしたのは下北沢のレコファンだったな~。当時、下北にはレコファンが2店舗あったし、ディスクユニオンもあったし、その他にチェーン店じゃない中古盤屋もいくつかあったし、「今日は下北で過ごす日」と決めて家を出たものでした。(笑)
5. TRIUMPH ”Blinding Light Show/Moonchild”→ Spotifyで聴く
このバンドは、以前にも気まぐれプレイリストで書いたように、初めて買ったのが4th「PROGRESSIONS OF POWER」だったんですが、その次に買ったのが1st「TRIUMPH」(別名「IN BEGINNING」)と2nd「ROCK & ROLL MACHINE」から数曲ずつ収録して1枚にまとめた世界デビュー・ヴァージョンの「ROCK & ROLL MACHINE」でした。で、その世界デビュー盤は、4thに比べると曲は今イチだし音も古臭いし、まあまあ期待外れだったんですが、アルバムのラストに入ってたこの曲だけはシビれましたね。RAINBOWの”Gates Of Babylon”で様式美・展開美のある曲が大好きになった僕にとっては、まさにドンピシャの曲でした。アコギ・パートは一生懸命に耳コピしましたよ。
SIDE B
1. JOSHUA ”A Song For Lisa” → Spotifyで聴く
このバンドは伊藤政則さんが名バラード”November Is Going Away”をプッシュしたおかげで多くの人に知られることになりましたね。1st「THE HAND IS QUICKER THAN THE EYE」は元々6曲入りEPだったのを日本デビューに際して2曲追加してアルバム化したというSTRYPERのパターン。その追加された2曲のうちの1曲がこの曲でした。アレンジがなんかダサいし、音質も悪いし、ヴォーカルものっぺりしてるしで、イモなメタルに慣れてない一般リスナーには厳しいかもしれませんが、メロディ自体は爽やか+ほんのり哀愁で本当に素晴らしいと思います。ジョシュア・ペラヒアのどんだけ音揺らすねん!というヴィブラートのギター・ソロも熱い。誰かこの曲をちゃんとしたアレンジでカヴァーしてくんないかな。
このバンドは伊藤政則さんが名バラード”November Is Going Away”をプッシュしたおかげで多くの人に知られることになりましたね。1st「THE HAND IS QUICKER THAN THE EYE」は元々6曲入りEPだったのを日本デビューに際して2曲追加してアルバム化したというSTRYPERのパターン。その追加された2曲のうちの1曲がこの曲でした。アレンジがなんかダサいし、音質も悪いし、ヴォーカルものっぺりしてるしで、イモなメタルに慣れてない一般リスナーには厳しいかもしれませんが、メロディ自体は爽やか+ほんのり哀愁で本当に素晴らしいと思います。ジョシュア・ペラヒアのどんだけ音揺らすねん!というヴィブラートのギター・ソロも熱い。誰かこの曲をちゃんとしたアレンジでカヴァーしてくんないかな。
2.STRANDED ”Heart So Cold” → Spotifyで聴く
このバンドのデビュー作「LONG WAY TO HEAVEN」(1999年)は『Escape Music』作品の中でも屈指の隠れた名盤じゃないでしょうか。そのアルバムの中でも一際キャッチーなメロディで出色の出来だったのがこの曲。図太くて情感豊かなトロイ・リードのヴォーカルが絶品ですね~。彼の歌声はもっと渋めの曲のほうが映えるかもしれないけど…。北米の場末のクラブにはこのレヴェルのシンガーが山ほどいるんだろな~なんて思ったり…。2019年にこのSTRANDEDの20年振りの2ndが出てたのは記憶から抜け落ちてました。ダメですね。
3. WARDRUM ”Shelter” → Spotifyで聴く
このギリシャの正統派メロディック・メタル・バンドは以前にも気まぐれプレイリストで取り上げましたね。この曲はDIOの名曲”We Rock”に通じる部分があると思うんですが、どうでしょう? ほんと、このバンドが一部のマニアの間でしか認められていないのが不思議。メロディは日本人好みの哀愁がたっぷりだし、ギター・ソロは構築美を備えた超絶技巧だし…。コスタ・ヴレト<g>は半音階のベンディング&ヴィブラートを巧みに使った表現力がマーティさんやウリ・ジョン・ロートを彷彿させるし、これをギター・ピックを使わずに指(爪)だけで弾いてるというのが驚異的。ギター雑誌がどうして大騒ぎしないのかも不思議です。
4. AIR SUPPLY ”Sweet Dreams” → Spotifyで聴く
80年代に「ペパーミント・サウンド」と呼ばれて一世を風靡したオーストラリアのポップ・バンド。当時は僕もメタル・ファンとして駆け出しの粋がったガキだったので、そんな軟弱な音楽聴けるかよ的な態度だったんですが、悪友の岸君の家に遊びに行ったら彼らのLPがあって、試しに借りて帰って聴いてみたら、そのメロディの美しさにハマっちゃってね。彼らの音楽の場合、爽やかさだけじゃなく哀愁もたっぷり含まれてたのが良かったんだね。1982年には来日公演も観に行きましたよ。この曲はそんな彼らの曲の中でもプログレ・ハード的な構築美を持った名曲です。
5. HELLOWEEN ”How Many Tears” → Spotifyで聴く
僕がBURRN!の編集部員として採用された時に心の中に秘めていたミッションの1つが「HELLOWEENの素晴らしさ=ヴァイキーの才能ということを世間に知らしめること」だったけど、少しはその認識が広まってくれたかな? 初期の名曲は殆どがヴァイキーの作品だったし、この曲もその1つ。音質は酷いし、カイ・ハンセンのヴォーカルも稚拙だけど、だからこそ逆にプリミティヴな感覚で伝わるものがあるかもしれない。この曲で訴えているのは美しい涙ではなく悲しい涙。「恐怖の海が出来上がるまでにどれだけの涙が要るのか?」「次なる苦悶が訪れるまでにどれだけの心が引き裂かれるのか?」という歌詞は、イスラエルが大量虐殺を行なっている今、より一層悲痛に響いてくる。そして、日本やアメリカは人の道を外れたイスラエルをビジネス的な理由から止めようとしないという…。
★上記10曲がまとまったプレイリストは → Spotifyで聴く
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