デイヴ・ムステインがMEGADETHの新作でベースをプレイしているのはスティーヴ・ディジョルジオであると認める!

MEGADETHのデイヴ・ムステイン<vo,g>が先頃受けた『Sirius XM Liquid Metal』のインタビューの中で、7月8日にリリース予定のニュー・アルバム「THE SICK, THE DYING...AND THE DEAD」のベース・パートをプレイしているのがスティーヴ・ディジョルジオ(TESTAMENT)であることを明かした。

「THE SICK, THE DYING...AND THE DEAD」は、ベース・パートのレコーディングがすでに終了していた昨年5月にデイヴィッド・エレフソン<b>が解雇され、その後ベース・パートが”あるセッション・ミュージシャン”によって差し替えられたことが発表されていた。そのベーシストの名前は伏せられたままだったが、デイヴ・ムステインが撮影したスタジオ風景に映り込んだ様々な情報から「そのセッション・ベーシストとはスティーヴ・ディジョルジオではないか」という憶測が広まっていた。

ムステインは今回のインタビューで次のように語っている。
「俺達は奇妙で些細な問題に…いや些細じゃないな…とにかく問題に見舞われて、決断を下さなきゃいけなくなって、スケジュールに遅れが出てしまった。状況を再調整して、ベース・パートを弾いてくれる人間を見つけなきゃいけなくなったんだ。それで、俺達に完璧にフィットするであろう人間を見つけたんだけど、誰だったと思う? スティーヴ・ディジョルジオさ。この話をするのは君が最初だよ」

「良いチョイスだったよ。当時、他のベーシストは一切思いつかなかったと思う。俺は、クールなベーシストで俺達の新曲をプレイできるのは誰だ?と考えていた。ジャスティス(ムステインの息子)が、今回のアルバムにはMEGADETH史上最も速い曲の1つが入ってると言ってたからね。俺は他人の言うことは気にしないんだけど…。ベースはギターよりも弦が少ないけど、弾くのは難しんだ。俺はベースを弾くのにいつも苦労している。『PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING?』のリフは俺が書いたけど、あれらの曲をあんな速さでプレイしたら、指が言うことを聞かなくなってしまうよ」
※スティーヴ・ディジョルジオはこれまでSADUS、DEATH、TESTAMENTといったバンドでプレイしてきたベーシストで、優れた技巧で高く評価されている。

MEGADETHは、昨年8月からスタートしたツアーでは、元メンバーのジェイムズ・ロメンゾをベーシストに起用している。

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