SAXONのダグ・スカーラット（g）のサイド・プロジェクトVENGERが2026年１月にデビュー・アルバム「TIMES OF LEGEND」を発表（海外）。先行シングル“From Worlds Unknown”のMVを公開！

本年2025年４月の来日公演後に発覚したビフ・バイフォード（vo）の大腸癌の治療のためツアー活動を一時休止していたSAXONは８月にビフの治療成功を公表、早くもツアーと2026年発表予定の新作制作作業に復帰する驚異的な生命力を見せつけているが、このタイミングでギタリストのダグ・スカーラットのサイド・プロジェクトVENGERの初アルバム発表が正式決定した。

VENGERはスカーラットが2024年に英国人マルチ・プレイヤーのジェイムス・フォガティと立ち上げたプロジェクト。フォガティはこれまでにEWIGKEIT名義の自身のソロ・プロジェクトやノルウェーの老舗ペイガン・ゴシック・メタル・バンドIN THE WOODS...への参加など、イギリスとノルウェーを股にかけてプログレッシヴなブラック・メタル界隈で広く活動してきたスカーラットより20歳近く若い音楽家だ。

VANGER名義ではすでに24年に自主制作のシングル２曲をデジタル・リリースしていたが、このたびSAXONも所属する“Silver Lining Music”と契約を交わし、デビュー・アルバム「TIMES OF LEGEND」を2026年１月９日にリリースする（海外）。

プロジェクトはスカーラット（g）、フォガティ（g, key）に加えてオーストリアのメロディック・メタル・バンドROADWOLFのハイトーン・シンガー：フランツ・バウアー、ノルウェーのプログレッシヴ・ドゥーム・メタル・バンドSTRANGE NEW DAWNのスヴェン・ロッテ（ds）というバックグラウンドばらばらの４人編成。

アルバムからの先行シングル“From Worlds Unknown”のMVが公開されている。