WARLORDが8月にコンピレーション・アルバム「FROM THE ASHES TO THE ARCHIVES」をリリース!
この作品は、旧曲を現在のバンド・メンバー(ジャイルズ・レイヴァリー<vo>、エリック・ユリス<g>、フィリップ・バイノ<b>、マーク・ゾンダー<ds>、ジミー・ウォルドー<key>)で新録した8曲と、バンド初期のデモ音源6曲が収録されている。新録の8曲には、バンドの創設者/ギタリスト/メイン・ソングライターで2021年に他界したウィリアム・ツァミスの遺したオリジナルのギター/ベース音源が使用されている。
この新作から、”Invaders”の2024年ヴァージョンがが先行シングルとしてリリースされた。
「FROM THE ASHES TO THE ARCHIVES」
2024年8月23日発売
<収録曲>
01. Invaders (re-recorded 2024)
02. Battle of the Living Dead (re-recorded 2024)
03. Winds of Thor (re-recorded 2024)
04. Achilles Revenge (re-recorded 2024)
05. War in Heaven (re-recorded 2024)
06. Sons of a Dream (re-recorded 2024)
07. Deliver Us from Evil (re-recorded 2024)
08. Winds of Thor (re-recorded 2024, Thomas Mergler Mix)
09. Children of the King (demo 1984)
10. Winter Tears (pre-production demo 1982)
11. Penny for a Poor Man (pre-production demo 1982)
12. Black Mass (pre-production demo 1982)
13. Soliloquy (pre-production demo 1982)
14. Hands and Feet (Thunderchild's Farewell)
ジャイルズ・レイヴァリーはこう語る。
「俺達がやりたかったのは、『RISING OUT OF THE ASHES』の曲を今のこのバンド・ラインナップで、ビル(ウィリアム・ツァミス)のギターとベースのトラックを使いつつ、再訪することだった。そうすることで、今年のツアーでこれらの曲がどんなサウンドで演奏されるのか想像してもらえるからね。誤解しないでほしいんだけど、ヨアキム・カンスは『RISING OUT OF THE ASHES』で素晴らしい仕事をしたと思ってるし、今回のヴァージョンは2002年のヴァージョンに取って代わるものというよりも、仲良く共存するものなんだ」
「9曲目~14曲目に入ってる音源は、これまで様々な再発盤やコンピレーションに収録されてきたけど、現在は入手できなくなってる音源もあるから、今回のCDに入れようと思ったんだ。1983年にリリースされた『DELIVER US』のプリプロダクション音源は、あのEPがレコーディングされる数日前に録音されたもので、EPのヴァージョンに引けを取らないクオリティだけど、多くの違いにも気づいてもらえるはずだ。今回は、2024年のツアーに向けて、このバンドの過去と現在を祝福する作品をリリースしたかったんだよ」
なお、WARLORDは今年9月に初来日公演を行なうことが発表されたものの、日程の都合により、開催が2025年春に延期されている。
「FREE SPIRIT SOAR」
2024年5月29日発売(海外は5月10日発売)
<収録曲>
01.Behold A Pale Horse
02. The Rider
03. Conquerors
04. Worms Of The Earth
05. The Watchman (CD-exclusive track)
06. Free Spirit Soar
07. The Bell Tolls
08. Alarm
09. Twin (CD-exclusive track)
10. Revelation XIX
11. Alarms Of War (Bill's Demo)*
*日本盤ボーナス・トラック
Produced by Giles Lavery & Jimmy Waldo
Mixed by Riccardo Demarosi
Mastered by Patrick W. Engel
Line-up:
・Giles Lavery – vocals (DRAGONSCLAW,ALCATRAZZ)
・Eric Juris – guitars (CRYSTAL VIPER)
・Philip Bynoe – bass (STEVE VAI, A-Z, ex-RING OF FIRE)
・Jimmy Waldo – keys (ALCATRAZZ, NEW ENGLAND)
・Mark Zonder – drums (A-Z, VERITAS, ex-FATES WARNING)
・Diego Pires - guitars
Additional guitars:
・William J Tsamis
・Riccardo Demaro
※以下、メーカー・インフォメーションより。
来日記念盤!!
アメリカン・エピック・メタルの王者、ウォーロードが最後にリリースする
故ウィリアムへのトリビュート作!
80年にカルフォルニアで結成、83年のデビュー作、『Deliver Us』と続くライヴ『And The Cannons Of Destruction Have Begun...』で熱狂的な信者を生みカルトバンドとしての地位を確立。バンドのリーダー、ギタリストのウィリアム・J・ツァミスとドラマーのマーク・ゾンダーを中心として、米国はもとより欧州でカルトな人気を確立した。
02年にHAMMERFALLのヨアキムをシンガーに立て、復活の『Rising Out Of The Ashes』をリリースする。更に9年に渡る沈黙を経て、11年に再復活を果たし、『ザ・ホーリー・エンパイア』(13年)をリリース。15年には、過去の名曲たちをリ・レコーディングした『The Hunt For Damien』をリリースしたきりニュースが無くなる。
エピック・メタルの覇者として復活が望まれる中、21年、かねてから体調を崩してしたウィリアム・J・ツァミスが死去というニュースが突然入る。これにてWARLORDの歴史が終ったかと思われた。しかしマークと15年以来バンドに関わって居るシンガー、ジャイルズ‣レイヴァリーの2人によってウィリアムが生前残した録音などマテリアルを再構築し、彼の遺された偉業を伝えるべくWARLORDの新作アルバムを完成させたのだ。
アルバムの楽曲はWARLORDのファンならば、”そこに彼がいる”と思わずにいられない程の”WARLORDらしさ”に溢れる楽曲が収められ、涙を禁じ得ないだろう。そして9月、ウィリアムが果たせなかった最初で最後の来日公演をWARLORDは果たす。日本盤ボーナストラックは彼が残した幻のデモを収録!
ライナー:歌詞・対訳付き マーク・ゾンダー(dr) インタビュー掲載
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