デイヴィッド・ギルモアが9月発売のソロ・アルバム「LUCK AND STRANGE」から新たなシングル ”Between Two Points” のMVをリリース!

※以下、メーカー・インフォメーションより。

 

9年振り新作『邂逅』より第二弾シングル「Between Two Points」解禁!


9月6日に発売となるピンク・フロイドのヴォーカル&ギター、デヴィッド・ギルモア9年振りのニュー・アルバム『邂逅』より第二弾シングル「Between Two Points」が解禁、ミュージック・ビデオも英国時間6月17日午後5時(日本時間6月18日AM1:00)に公開となる。

「Between Two Points」は、ザ・モンゴルフィエ・ブラザーズの1999年の曲の美しいリメイクで、デヴィッド・ギルモアの娘、22歳のロマニー・ギルモアがヴォーカルとハープで参加している。

ギルモアはこう語る。「あの曲はリリースされて以来ずっと僕のプレイリストにあるんだ。割と最近になって1、2人にこの曲の話をしたけれど、ヒットしたと思っていたのに、誰も知らなかった。ロマニーにやってみてくれと頼んだんだ」

ギルモアが家族と『フォン・トラップト・ファミリー』として2020年と2021年のロックダウン中に全世界のオーディエンスに向けてライヴ・ストリーミング演奏を行っていた頃、ロマニーは歌とハープを担当しており、デヴィッドはふたりの声が家族にしかできない形で融合することに気づいた。同じ頃、デヴィッドとロマニーは「Yes, I Have Ghosts」という曲でコラボレーションを行った。この曲は新作『邂逅』のCDにボーナストラックとして収録される。「ロマニーがこの曲にまさにおあつらえ向きの脆さと若々しさを持っていることに気づいたんだ。実は僕たちが歌ってくれと頼んだとき、娘は宿題のエッセイを半分まで書いた途中で、電車を捕まえないといけない状態だったんだが、“わかったわ。1回だけ歌うからマイクをオンにして”と言ってくれた」 デヴィッドによると、その時最終ヴォーカルの90%ができたという。 

ザ・モンゴルフィエ・ブラザーズのマーク・トランマーは、この新しいヴァージョンに大いに魅了されたという。「僕たちの曲のデヴィッドとロマニーによるヴァージョンは、アレンジとプロダクションが素晴らしい。最高のカヴァーはみんなそうだけど、オリジナルから枝分かれしながらもそのスピリットを保っているんだ。ロマニーのロジャー・クイグリーの歌詞のヴォーカル・フレージングやハープ・プレイはどちらも本当に美しいね。デヴィッド・ギルモアの特徴的なギターがまったく新しい一面を加えてくれている。デヴィッドとポリーが世の中に数ある曲の中から僕たちの曲をカヴァーすることにしてくれたことに今も驚いているよ」

「Between Two Points」のビデオはロンドンとマンチェスターで撮影が行われ、デヴィッドがギター、フィーチャリングとしてロマニー・ギルモアがヴォーカルとハープを担当している。ビデオの監督を務めたギャヴィン・エルダーがこう語る。「ロマニーはこの曲を並外れたレベルの儚さ、脆さで、抑えを利かせて演奏している。デヴィッドとロマニーの間には繊細かつ深い感情が通い合っている。それを手持ち撮影のカメラでとらえることによって、ビデオの中で緊張感を強調したんだ」 

ロマニー・ギルモアのヴォーカル&ハープとゲイブリエル・ギルモアのバッキング・ヴォーカルと同様、本作に貢献したミュージシャンは、ベースのガイ・プラットとトム・ハーバート、ドラムスのアダム・ベッツ、スティーヴ・ガッド、スティーヴ・ディスタニスラオ、キーボードのロブ・ジェントリーとロジャー・イーノ、ストリングスとコーラスのアレンジを行ったウィル・ガードナーなどだった。アルバム・ジャケットのイメージは著名なアーティストのアントン・コービンが撮影とデザインを手がけている。

デヴィッド・ギルモアはこの秋、古代ローマ時代の競技場遺跡「チルコ・マッシモ」やロンドンの「ロイヤル・アルバート・ホール」、ロサンゼルス「ハリウッド・ボウル」、ニューヨーク「マジソン・スクエア・ガーデン」など伝説的な会場でライヴを行う予定。

ローマ:チルコ・マッシモ 9月27、28、29日、10月1、2、3日
ロンドン:ロイヤル・アルバート・ホール 10月9、10、11、12、14、15日
ロサンゼルス:イントュイット・ドーム (INTUIT DOME) 10月25日
ロサンゼルス:ハリウッド・ボウル 10月29、30、31日
ニューヨーク:マディソン・スクエア・ガーデン 11月4、5、6、9、10日
▶詳細はこちら

デヴィッド・ギルモアの新作『邂逅』の日本盤はCDにはこれまでの歴史上ピンク・フロイド関連では不可能だった「日本盤ボーナストラック」の奇跡の収録が決定。また、アナログLPは輸入盤国内仕様オレンジ・カラーヴァイナルで発売(完全生産限定)。海外ではインディ・エクスクルーシヴのみで限定販売されるオレンジ・カラーを日本盤に使用できることになった。輸入盤のみのそれぞれに限定デラックス盤の発売も決定。CD+BlurayとLP+Blurayの2種類のBOXで、それぞれにポリー・サムソンがアルバムのレコーディング中に撮影した写真を独占掲載した、テームズ&ハドソン社制作のハードカバー・ブックが付随する。 

新作に関して英UNCUT誌は「迫りくる死にインスピレーションを得て作ったパワフルな新作」と評し、「死の必然性を受け入れつつ、人生には単なる幸運や奇跡的なことだけではない不思議な巡り合わせがある」ということが全体に流れるテーマとなっており、邦題の『邂逅』はそこから導き出されたもの。デヴィッド・ギルモアと作詞を担当した妻のポリー・サムソンは新作についてこう語っている。「年老いていく身の視点から書いたもの。死の必然性が絶えずあった。僕たちはロックダウンの最中、そして、その後もそのことを話し合ったり考えたりしながら、たくさんの時間を費やしたんだ。僕がしがらみを感じていた過去の一部を捨て去って、それらのルールを投げうって、やりたいと感じるままにやろうという気になった」

アルバムはブライトンとロンドンで5ヶ月余りをかけてレコーディング、全曲新曲のアルバムとしては2015年発表の『飛翔』以来。プロデュースを手がけたのは、デヴィッド・ギルモアとチャーリー・アンドリュー(マーキュリー賞を受賞したインディー・バンド、ALT-Jを手がける)アルバムは新曲8曲とともに、ザ・モンゴルフィエ・ブラザーズの「ビトウィーン・トゥー・ポインツ」のリメイクを収録。アートワークはアントン・コービンが担当。参加したミュージシャンはベースのガイ・プラット(1987年以降ピンク・フロイドのレコーディングやツアーに参加)やキーボードのロジャー・イーノ(ブライアン・イーノの弟)、伝説的ドラマー、スティーヴ・ガッドも参加。タイトル曲には今は亡きピンク・フロイドのキーボード奏者、リチャード・ライトもフィーチャーされている。またギルモアの子供たちもレコーディングに参加。娘のロマニー・ギルモアは歌とハープを担当し、「Between Two Points」ではリード・ヴォーカルで登場、息子のガブリエル・ギルモアもバッキング・ヴォーカルで参加。またもう一人の息子チャーリー・ギルモアはアルバムの最終曲「Scattered」の作詞を担当し、アントン・コービンが撮影とデザインを手がけたアルバム・ジャケットのイメージはこの詞からインスピレーションを受けている。
DAVID GILMOUR
「LUCK AND STRANGE」

2023年9月6日発売

<収録曲>
01. Black Cat
02. Luck and Strange
03. The Piper’s Call
04. A Single Spark
05. Vita Brevis
06. Between Two Points - with Romany Gilmour
07. Dark and Velvet Nights
08. Sings
09. Scattered
ーbonus tracksー
10. Yes, I Have Ghosts
11. Luck and Strange (Original Barn Jam)
12. Scattered (Orchestral Version)*
*日本盤ボーナス・トラック
 
David Gilmour
- The Piper's Call (Official Lyrics Video)

 
David Gilmour
- The Piper's Call (Official Music Video)

 
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