70年代リアルタイマー驚愕! 熱血カナディアン・グラム・ハード・ロッカーTEAZEが46年ぶりの5作目「REV YOUR ENGINES」をリリース。70年代の“ビッグ・イン・ジャパン”がロック劣勢の21世紀に叩きつける豪快な一撃!!
NWOBHMムーヴメントの盛り上がりをきっかけにヘヴィ・メタルが世界的に脚光を浴びる以前の70年代後半、サウンドもルックスもギラギラのハイ・テンションでカナダから世界に打って出たグラム・ロッカー、TEAZE。78年来日公演の模様がライヴ・アルバム「TOUR OF JAPAN」としてリリースされたこともあり、日本のハード・ロック・ファンから特に愛されたバンドでもあった。80年代メタル・ブームに乗り損ね84年に一度解散したもののむしろその後彼らのストレートで屈託のないいかにも北米産の70年代ハード・ロック・サウンドはヨーロッパ圏でカルト的な人気を集め、2019年の再結成以降は地道なツアー活動で世界のシンプル&ストレートなクラシック・ハード・ロック愛好家の間でマニアックな再評価の気運が高まっている。
そんな彼らが満を持して制作した復活作、なんと46年ぶりとなる通算5作目のスタジオ・アルバム「REV YOUR ENGINES」が発表された。70年代リアルタイマーにはただただ懐かしい名前の復活だと思うが、バンドは現代ロック・シーン最前線復帰の意欲満々。古強者ならではの貫禄の豪快ハード・ロック・サウンドに現代ならではの生成AI映像を掛け合わせた新作からのMVをご覧ください。
なお、再結成のきっかけになった旧譜再発および79年発表3作目「ONE NIGHT STANDS」収録曲“Heartless World”がアイスランド制作の映画『Metalhead』(原題『Málmhaus』:2013年)に使用された際に制作された同曲のMVはこちら。この映画はブラック・メタル・ミュージシャンを目指す少女を主人公とする青春映画。現実のTEAZEは先述のとおりメタル・ブームに乗り損ねてしまった過去があるが、そのパワフルでドラマティックなサウンドが30年超の月日を経てメタル・スピリットの象徴として映画のテーマ曲に用いられているのが不思議な巡り合わせだ。
そしてそれからさらに10年超。再結成を遂げたTEAZEは70年代の明るく豪快な熱血ハード・ロックの本性を取り戻し、新たに華やかでスケール感のある80年代メタルの感覚も呑み込んでパワーアップした姿で、21世紀のいま、メタル・シーン進出に再チャレンジしようとしている。
TEAZE
「REV YOUR ENGINES」(CD)
ルビコンミュージック
2026年
02. Man Of Vision/マン・オブ・ヴィジョン
03. Turning The Night Away/ターニング・ザ・ナイト・アウェイ
04. Gotta Rock/ガッタ・ロック
05. Let Me Go /レット・ミー・ゴー
06. We Are One/ウィ・アー・ワン
07. Man On The Silver Mountain/銀嶺の覇者
08. Wonder/ワンダー
09. Can't Stop Loving You /キャント・ストップ・ラヴィング・ユー
10. City Of Roses/シティ・オブ・ローゼズ
11. Sweet Misery/スウィート・ミザリー
12. Man Of Vision (Extended Version)/マン・オブ・ヴィジョン(Bonus Track For Japan)
昔と変わらぬ明るく豪快な爆走イメージに加え、なんと、以前ならあまりイメージが結びつかなかったRAINBOWの“Man On The Silver Mountain”のカヴァーなども取り上げて古典的ハード・ロック復権の意欲を力強くアピールする再出発作。同世代の70年代ヴェテラン・ハード・ロッカーたちが年齢なりに落ち着いたり続々引退を決意したりするなか、休養充分な彼らの絶倫なハード・ロック魂は頼もしい。カナダ産ならではのキャッチーでメロディックな感覚にも注目!
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