ALS闘病中のジェイソン・ベッカーのためにニタ・ストラウス、ビリー・シーン、ポール・ギルバート、マーティ・フリードマン、ザック、ヴァイ、ルカサーら豪華ミュージシャンが集結したプロジェクト ”Some Assembly Required” のMVが公開!
長年、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘い続けているジェイソン・ベッカー(元CACOPHONY~DAVID LEE ROTH)を支援するため、ニタ・ストラウスの呼びかけによって、ビリー・シーン、ポール・ギルバート、ガス・G、スティーヴ・ヴァイ、スティーヴ・スティーヴンス、リッチー・コッツェン、ザック・ワイルド、アレックス・スコルニック、フィル・デンメル、マーティ・フリードマン、ハーマン・リ、スティーヴ・ルカサーなど凄腕ミュージシャンが多数集結。”Some Assembly Required”という楽曲をレコーディングし、そのMVを公開した。
この曲でプレイしているミュージシャンは下記のとおり。
<Bass>
Billy Sheehan
<Drums>
Josh Villalta
<Guitar>※登場順
Chris Broderick
Joe Bonamassa
Gus G.
Paul Gilbert
Angel Vivaldi
Steve Vai
Steve Stevens
Rob Scallon
Jennifer Batten
Nili Brosh
Richie Kotzen
Marc Rizzo
Lari Basilio
Zakk Wylde
Alex Skolnick
Phil Demmel
Nita Strauss
Jason Himself (original demo solo!)
Marty Friedman
Herman Li
Jared Dines
Steve Lukather
このプロジェクトは、もともとはニタ・ストラウスが自身のソロ・アルバムでジェイソン・ベッカーとコラボしたいと思い、ジェイソンの未発表デモを聴かせてもらったところからスタートしたという。その後、ニタと、彼女のフィアンセでドラマーのジョシュ・ヴィラルタは、これをより大きなプロジェクトにして、ジェイソンの生活を支援するものにしたいと考え、多くの友人ミュージシャン達に協力を呼びかけ、この曲とMVを完成させた。
ジェイソンはこう説明する。
「この曲は、僕が1990年の初めに書いたんだ。デイヴィッド・リー・ロスが採用してくれることを願ってね。で、マット<b>とグレッグ<ds>のビソネット兄弟のところに行って、この曲をレコーディングした。とても楽しかったよ。でも、デイヴはこの曲を却下した。最高じゃないか。だって、今やこんなに素晴らしいプレイヤー達がこの曲をジャムってくれたんだから」
「何年か前、ニタとジョシュが僕の家にやって来て、未発表曲をチェックしたんだ。彼らと僕とで何らかのコラボができるんじゃないかってことでね。そして、去年のクリスマスに、彼らがこの素晴らしいMVをプレゼントしてくれたんだ。なんという贈り物だ! ニタとジョシュだけでなく、参加してくれた全員からのプレゼントだったんだ。僕は彼ら全員の大ファンだったんだよ! みんな、本当にありがとう!」
”Some Assembly Required”という名称はジェイソン自身が考えたものだという。
ジェイソン・ベッカーは、マーティ・フリードマンと組んだCACOPHONYで1987年に17歳の若さでデビューし、天才ギタリストとして脚光を浴びる。その後、1989年終盤にデイヴィッド・リー・ロスのバンド・メンバーに抜擢され、デイヴの「A LITTLE AIN'T ENOUGH」(1991年)のレコーディングに参加するが、ほどなく難病ALSを発症。演奏者としての人生は断念することになったが、不屈の精神と家族や友人達からのサポートにより、ALS発症から30年以上が経過した今も闘病生活を続けながら音楽創作活動を続けている。
ジェイソン・ベッカー公式サイト https://jasonbecker.com/
ジェイソン・ベッカーへの寄付はこちらから
郵送での寄付は下記へ
Jason Becker
PO Box 70513
Richmond, CA 94807
USA
この記事へのコメントはまだありません
RELATED POSTS
関連記事
LATEST POSTS
最新記事