JUDAS PRIESTが「4人編成でツアー」の発表を撤回！

（l. to r.）Richie Faulkner<g>, Glenn Tipton<g>, Rob Halford<vo>, Andy Sneap<g>, Scott Travis<ds>, Ian Hill<b>

先週、アンディ・スニープ<g>抜きの4人編成で3月からのツアーに戻ることを発表して世界をざわつかせたJUDAS PRIESTだが（1月11日付のニュースを参照）、1月15日になってその決定を撤回し、アンディを含む5人編成でツアーに出る予定であることを発表した。

バンドが新たに発表した声明は以下のとおり。
「メタル・マニアックの皆さん、こんにちは。最近起こったあらゆる事態の展開や出来事を考慮して、我々は今後のライヴをロブ（ハルフォード：vo）、イアン（ヒル：b）、リッチー（フォークナー：g）、スコット（トラヴィス：ds）、アンディ、そして可能な限りグレン（ティプトン：g）も含んだ以前と変わらぬ体制で続けていくことを満場一致で決定しました。それでは、またすぐに会いましょう。そして、JUDAS PRIESTの重厚なメタルの50年を一緒に祝福しましょう！」

先週、バンドが4人編成でツアーを行なう予定であることをアナウンスした後、アンディは「ロブからの電話でその決定を知らされ、非常にガッカリした」とコメント。ファンのあいだからは「ツイン・ギターではないPRIESTなど成立するのか？」「誰でもいいからサポート・ギタリストを入れるべきだ」「この期に及んで声が掛からないK.K.ダウニングって…」など様々な声が挙がっていたが、そのほとんどがバンドの決定を支持しないものだった。

そういった状況の中、わずか1週間で公式発表を撤回したJUDAS PRIESTは、ある意味、ファン思いのバンドと言うこともできるが、とりあえず今回の発表で多くのファンが安心したことだろう。