JUDAS PRIESTと故オジー・オズボーンのコラボレーションによる“War Pigs”の“チャリティ・ヴァージョン”公開! おそらくこれがオジー生前最後のレコーディング
さる7月のオジー・オズボーン引退イベント“Back To The Beginning”にはスケジュール上の都合で出席できなかったかわりBLACK SABBATH“War Pigs”のカヴァーを公開してオジーとオリジナルSABBATHトリビュートの意思を表明ぢたJUDAS PRIEST。その結果に感激したオジー・サイドからの働きかけでオジーの生前に実現したというオジーとJUDAS PRIESTのコラボレーション録音による“War Pigs”の新ヴァージョンが公開された。
“War Pigs(Charity Version)”としてシングル・リリースされるこの曲の英国での収益は、オジーと同じパーキンソン病闘病のため現在ライヴ活動を休止中のグレン・ティプトンが設立したグレン・ティプトン・パーキンソン基金とオジーが“Back To The Beginning”の収益寄付先として指定した慈善団体に寄付される。

かつてBLACK SABBATHが1992年にオジーのツアー活動引退公演と言われた“No More Tours”ツアーに参加した際にSABBATHのライヴでステージに立ったこともあるロブ・ハルフォードだが、オジーとのレコーディングはこれが初めて。オジーの訃報を知ったロブが一人で何時間も泣いて過ごしたというニュースも伝えられていたが、それがこのレコーディングからほどなくしてのことだったということならロブの激しい動揺も腑に落ちる。
今回のチャリティ・ヴァージョンの元トラックとなっている7月に先行公開されたPRIESTのメンバーのみによる“War Pigs”の演奏風景はこちら。メインのソロ・パートはリッチー・フォークナーに譲っているが闘病中のグレンもちゃんと参加している。
“Back To The Beginning”でオジーが力を振り絞ってステージに登場したオリジナルSABBATHの“War Pigs”最後のパフォーマンスはこちら。



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