JUDAS PRIESTのドキュメンタリー映画『The Ballad Of Judas Priest』、トレイラーと記者会見の動画が公開

2月12日、今年のベルリン映画祭が開幕。ここではJUDAS PRIESTのドキュメンタリー『The Ballad Of Judas Priest』がワールド・プレミア上映されます。本作の中でロブ・ハルフォードが彼らの代表曲のひとつ “Breaking The Law” の、インスピレーションとなったものについて語る映像の一部が公開されました。

“Breaking The Law” を収録した『BRITISH STEEL』を1980年にレコーディングしていた当時は、イギリスの労働者階級がマーガレット・サッチャー首相の保守党政権に対して反抗していた時期。ロブ・ハルフォードは映像の中で、「これは革命の歌なんだ。毎晩ニュースを観ていると、あちこちで衝突が起きている様子が目に飛び込んで来た。英国労働者階級の人々の痛みと苦しみと一緒にね。暴動とストライキは彼らの憤りの顕れだったんだ」と語っています。
 
同曲のMVは、JUDAS PRIESTのメンバーが銀行に押し入り、銃の代わりにギターの音を武器にして『BRITISH STEEL』のゴールド・ディスクを奪うという筋立てで知られるコミカルな映像ですが、ハルフォードはこのMVについてこう解説しています。「俺たちは銀行に金を盗みに行くんじゃなく、アルバムを盗みに行くんだよ。多分あれはひとつのメタファーだったんだろう。この音楽をこんな檻に入れたままにはしておかない、この音楽を牢獄に繋ぐことなんか誰にもできないんだぞ、ってね」

“Breaking The Law” のMVはこちら。

『The Ballad of Judas Priest』は、彼らがイングランドのバーミンガムから登場し、ロックの殿堂に上り詰めるまでの半世紀に及ぶ歴史を追っています。ハルフォードとバンド・メンバーたち以外にも、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、ヘイルストームのリジー・ヘイル、RUN DMCのダリル・マクダニエルズ、アンスラックスのスコット・イアン、そして本ドキュメンタリーでサム・ダンと共に共同監督を務めたトム・モレロのインタヴューがフィーチュアされており、上掲したトレイラーでもその一部を観ることができます。またその他にも、フー・ファイターズのデイヴ・グロール、メタリカのカーク・ハメット、ジャック・ブラック、そして故オジー・オズボーンもインタヴュー出演しているとのこと。
 
バンドは共同声明の中でこう綴っています。「この半世紀以上メタルに生き、メタルを呼吸してきた我々は、遂にこのドキュメンタリーで公式に信徒たちの集会を召喚し、一切の検閲なしに我々の生きざまを目撃してもらうことになった、それも未だかつて見せたことのない形で…法衣が取り去られ、メタルの栄光に包まれた司祭(プリースト)のありのままの姿が明らかになるのだ」。

ロブ・ハルフォード、トム・モレロ、『ヘッドバンガーズ・ジャーニー』や『アイアン・メイデン フライト666』でもお馴染みサム・ダン監督が登壇したベルリン国際映画祭での記者会見の模様はこちら。

British Steel - 30th Anniversary
JUDAS PRIEST
「BRITISH STEEL - 30TH ANNIVERSARY」
(Amazon Music)

1980/2009年
 
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