訃報:METAL CHURCHのマイク・ハウが55歳の若さで他界

2019年のMETAL CHURCH。中央がマイク・ハウ<vo>。

METAL CHURCHのフロントマンとして活躍したマイク・ハウ<vo>が7月26日、カリフォルニア州ユーリカにある自宅で亡くなった。55歳だった。現時点で死因は明らかになっていない。

この悲報はMETAL CHURCHのSNSを通じて報じられたもので、バンドは以下のコメントを残している。
「我々の兄弟であり、友人であり、ヘヴィ・メタル界の真のレジェンドである人物の訃報をお伝えしなければならないのが本当に残念でなりません。マイク・ハウが今朝、カリフォルニア州ユーリカの自宅で亡くなりました。我々は打ちひしがれ、言葉を失っています。この本当に困難な時期に、どうか我々とハウ家のプライヴァシーを尊重してください」

カリフォルニア州サンフランシスコ出身のMETAL CHURCHは1984年にアルバム・デビュー。その後、1988年に2代目シンガーとして元HERETICのマイク・ハウを迎えたバンドは黄金期を迎え、3rd「BLESSING IN DISGUISE」(1989年)、4th「THE HUMAN FACTOR」(1991年)といった傑作をリリースし、世界的な人気バンドとなる。1994年にマイクが脱退した後、バンドは後任シンガーを迎えて断続的に活動していたが、2015年にマイクがバンドに復帰。「XI」(2016年)、「DAMNED IF YOU DO」(2018年)、未発表音源集「FROM THE VAULT」(2020年)という3枚のアルバムを発表し、2019年8月には25年振りとなる来日公演も行なっていた。

謹んでご冥福をお祈りいたします。
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