大改造METAL CHURCHが新曲“F.A.F.O”をシングル・リリース! 百戦錬磨の熟年USパワー・メタラー全力稼働のMV公開!!

USパワー・メタルの大御所……でありながら80年代~90年代前半の全盛期以降は長らくどちらかというと地道にマイペースの活動を続けていた印象の強いMETAL CHURCHが、突如としてド派手で大規模なメンバー・チェンジを敢行、なんと元MEGADETHのデイヴィッド・エレフソン(b)、元VICIOUS RUMORSのブライアン・アレン(vo)、パワー・メタル系からメロディック・メタル系まで多種多彩なUSメタル・バンドを渡り歩いてきたケン・メリー(ds)が加わった新編成に生まれ変わって新曲“F.a.F.O”をデジタル・リリースし、新ラインナップをフィーチュアしたMVを公開した。

これまでもほんの一部を除いて基本的に原点の(オールド・スクール)USパワー/スラッシュ・メタルのスタイルを意識した作品を送り出し続けてきたMETAL CHURCHだが、最前線で戦い続けてきたヴェテラン・ミュージシャンを大量補充した今回のラインナップはインパクト絶大。新曲もそのメンツから期待されるとおりの硬派USパワー/スラッシュ・メタルド真んなかの仕上がりだ。

F.A.F.O
〈NEW SINGLE〉
METAL CHURCH
“F.A.F.O”(Amazon Mp3)

Rat Pak Records
2025年

この新編成でのニュー・アルバムは2026年発表とのこと。

バンド・リーダー:カート・ヴァンダーフーフ(g)の新曲発表に関するコメントは次のとおり。

「45年経ったいま、2025年に新曲が生まれるなんて奇跡のようだ!」

(いやいや、あなた一時期作曲オンリーの裏方に回っていた時期以外ずっとMETAL CHURCHでパワー・メタルを探求し続けてきてたじゃないですか……)

カート「正直、METAL CHURCHが続くとは思えなかった時期もあったが、我々は戻ってきた。そしてこのラインナップはパワー全開で動いている。新曲がリリースされるというだけで、この瞬間が信じられないほど特別なものになっている。“F.A.F.O.”は攻撃的なスラッシュ・ナンバーで、ファンはきっと気に入ってくれると思う。我々も当然気に入っている。これでこそMETAL CHURCHだ!」

ずっと彼らを応援し続けてきた、そしてつい6年前2019年の25年ぶり来日公演にも喝采を贈った少なからぬ日本の熱烈なファンにはいろいろツッコミどころあるような気もしないではないが――とにかく気合いが違うらしい。バンドはここにきて劇的なモード・チェンジに成功したようだ。

豪快な新曲を聴きつつ、2026年のMETAL CHURCHの展開に注目しよう!

前回来日と同じ年2019年、英“Bloodstock”フェスティヴァルでのライヴ・ステージはこちら。ヴォーカルは2021年に亡くなったマイク・ハウ。

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