USエクストリーム・メタル界達人スーパー・グループによるDEATHオマージュ・プロジェクトLEFT TO DIEが“Relapse Records”より7月17日に初のアルバム「INITIUM MORTIS」をリリース(海外)。レジェンドDEATHの初期デモ曲を再現!
米デス・メタル・シーンの先導者のひとつにして同時に革新者でもあったレジェンド、DEATHを率いたチャック・シュルディナー(vo, g)の他界(2001年12月13日没)から四半世紀。そのDEATHに在籍したリック・ロズ(g/元MSSACREなど)とテリー・バトラー(b/元MSSACRE/SIX FEET UNDERなど、現OBITUARYなど)がゴア/グラインドの大御所EXHUMED/GRUESOMEのマット・ハーヴェイ(vo, g)とガス・リオス(ds/元MALEVOLENT CREATION、現KILL DIVISION/GRUESOMEなど)が合体したUSエクストリーム・メタル・スーパー・グループLEFT TO DIEがエクストリーム・メタル界の老舗レーベル“Relapse Records”と契約、7月17日についにデビュー・アルバム「INITIUM MORTIS」を発表する(海外)。
DEATHのセカンド・アルバム「LEPROSY」収録曲からバンド名を採ったこのLEFT TO DIEは、2022年の結成以来初期DEATH曲の再現コンサートを世界で展開する活動を続け、すでに熱狂的なDEATHファンの信頼は揺るぎない。さる2025年3月には来日公演も行なっている。2024年、オランダの“Dynamo Metal Fest”出演時のフル・ショウ映像はこちら。
そのLEFT TO DIEがDEATHのアルバム・デビュー以前のデモ収録曲をレコーディングした初のアルバムが、“Relapse”からの「INITIUM MORTIS」。“Relapse”は現在DEATHのバック・カタログやアーカイヴ音源の権利も所持しており、今回の契約でLEFT TO DIEは名実共にDEATHの後継バンドのポジションに就いたとも言えようか。先行公開された“Archangel ”の試聴音源はこちら。
LEFT TO DIE
「INITIUM MORTIS」(輸入盤CD)
Relapse Records
7月17日発売(海外)
02. Archangel
03. Power Of Darkness
04. Zombie
05. Witch Of Hell
06. Rise Of Satan
07. Summoned To Die
08. Mantas
09. Slaughterhouse
10. Death By Metal
バンド・ロゴはDEATHのそれに基づくデザイン、ジャケット・アートも87年発表DEATHのデビュー・アルバム「SCREAM BLOODY GORE」のジャケットを彷彿とさせるもので、そのイラストの墓標に記された“1984”なる年号はチャック・シュルディナーとリック・ロズがDEATHを正式に始動した年である。また、収録曲のうち“Mantas”のタイトルは結成最初期に名乗っていたバンド名でもある。
マット・ハーヴェイ「デモ曲を聴いたことのないDEATHファンに、この『INITIUM MORTIS』では良質な音質で聴いてもらいたかった。初期のデモのほとんどは往々にしてラジカセで録音されていたため音質が悪く、テープ交換で手に入れたころにはほとんど聴き取れないありさまだったから。これらの曲はMANTAS/DEATH誕生の様子をよく表わしていると思う。ここが原点、総てが始まった場所なんだ。15歳の少年3人(チャック、リックとドラムスのカム・リー)がデス・メタルの歴史を築き上げた。これらのデモ時代の曲のなかで音楽の進化が感じられるはずだ」
生涯エクストリーム・メタルの進化に意欲を注いだものの脳腫瘍での闘病ののち志半ば、2001年に34歳の若さで世を去ったDEATHの進化の原動力チャック・シュルディナーは、あの世からどんな表情でこの熱烈なDEATH信奉者たち渾身のオマージュ・プロジェクトを眺めているだろう……歓喜してるだろうか、それとも苦笑してるだろうか?
こちら躍進期DEATHの演奏する“Left To Die”。90年のライヴ(オーディエンス撮影)。同時にこれはデス・メタル黎明期の現場の記録でもある。チャックのMAIDEN Tシャツや当時の米国のライヴハウス・オーディエンスの雑然とした反応が微笑ましい!
この記事へのコメントはまだありません