【最新号誌面】5/2発売『BURRN!』6月号より

WINGER:“最後の来日”をベストな状態で迎えたWINGER。ファンの期待に応えて完全燃焼した東京2公演を詳細にリポート。

2023年9月、9年ぶりの会心作「SEVEN」を携えて来日したWINGERは、デビュー35周年という節目を超えてなお理想的な状態を保ったバンドによる素晴らしいショウを見せてくれた。それから約1年半後、待望の再来日。ただし、今度は“フェアウェル・ツアー”だ。既にクラシック音楽の作曲活動にキャリアの主軸を移しているキップ・ウィンガー<vo,b>の「WINGERがWINGERであるべきことをきちんと出来るうちにやめたい」との意向は今年4月号の大野奈鷹美氏によるインタビューで明かされたとおりで、バンドもファンも、WIN­GERとして世界各国を廻るのはこれが最後、との覚悟を胸に臨むツアーである。
大阪、名古屋を経て東京2daysの1日目、幕開けは前回と同じく目下の最新作「SEVEN」からの“Stick The Knife In And Twist”だった。キップの声はよく出ている。「ライヴの度に体の芯から怯えている」とインタビューで語った彼の言葉が信じられないくらいだが、このハイ・レヴェルを維持したままで終わりたい、という思いを具現化するためにどれほどの努力を積んできたことか。ハーモニー・ヴォーカルを聴かせるのはジョン・ロス<g>だ。前回ツアーには不参加だった彼も、最後となれば日本に来ないわけにはいかない……というより、彼も含めた“完全体”で有終の美を飾るべく組まれたのが今回のツアーなのだろう。ソロはレブ・ビーチ<g>とジョンが交互に聴かせ、最後はツイン・リードで締め括った。


続きはBURRN! 2025年6月号で!

https://www.shinko-music.co.jp/item/pid2175012506/

BURRN! 2025年6月号

THE WORLD'S HEAVIEST HEAVY METAL MAGAZINE

BURRN! 2025年6月号


●巻頭大特集:ANTHEM
我が国が誇る正統派HMバンドが迎えた濃密なアニヴァーサリー・イヤー“40周年イベントの全貌”に本誌編集長が迫った独占ロング・インタビュー!!
+ANTHEM ALBUMGRAPHY

●独占インタビュー:GHOST/H.E.A.T/CRADLE OF FILTH/THE HAUNTED/BEHEMOTH/BURY TOMORROW/L.A.GUNS/SCHÖNBERG/Shiver of Frontier/ALICETOPIA

●ライヴ・リポート:CEMETERY SKYLINE(海外)/WINGER/『Legends of AVALON』[SONATA ARCTICA, Unlucky Morpheus, マーティン・フリードマン, PHANTOM EXCALIVER, Anju Tachibana]/PRETTY BOY FLOYD/BAD SiX BABiES × The DUST'N'BÖNEZ/ROYAL HUNT/WARLORD w/MIKE VESCERA'S CRASH AND BURN feat. JIEN TAKAHASHI/+Exclusive Interview withマーク・ゾンダー [WARLORD]/イギー・ポップ +特別読み物『イギー・ポップ考~“ゴッドファーザー”の正体』

●来日インタビュー:IMPELLITTERI★クリス・インペリテリ & ポール・ボスタフ

●特集:北方から出現、百花繚乱の様相を呈した激烈メタル・サウンドの最深淵を探る「北欧エクストリーム・メタルの40年(前編)」
短期連載『Dream Weaver:夢を編む人~ミスター・ウドー物語』⑤
特別連載『Remembering Ronnie James Dio : Brother, Father, Teacher, Friend.』57
特別連載『TALES FROM THE FRONTLINE』90 BAD ENGLISH

★ポスター:CHEAP TRICK 1979

 X: @BURRN

 

BURRN! 2025年6月号

A4判/144頁/定価1,200円(税込)/2025年5月2日発売

WINGER
「Seven 」
2023年

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