本当にこれで観納め……日本を愛し、日本に愛されたバンド、MR.BIGが特別なセットリストで繰り広げた奇跡のアンコール来日『The BIG Finale! Forever In Our Hearts』、大阪城ホールと日本武道館の2公演の模様をカラー10ページで入魂リポート!

本当にこれで観納め……奇跡のアンコール2公演で”最後”の来日!
日本を愛し、日本のファンに愛されたバンドが、特別なセットリストで繰り広げたフィナーレを徹底リポート!!

本当なら、MR.BIGを日本で観られるのは2023年7月の『THE BIG FINISH』ツアーが最後のはずだった。その最終公演の7月26日の日本武道館では、アンコールにメンバー達の家族までもステージ上に呼び込んで“日本の家族”たるファンと共に別れを惜しみつつ、MR.BIGは最後の最後まで彼ららしい見事なパフォーマンスを繰り広げ、“最高のライヴ・バンド”という鮮烈な印象を残したままステージを降りている。2時間半にも及んだそのショウの模様は、彼らがこれまでに行なった日本ツアーの総てをまとめた別冊『ALL ABOUT MR.BIG』で余すところなくリポートさせてもらったし、昨年11月にリリースされたBlu-ray『THE BIG FI­NISH LIVE』に28台ものカメラを駆使した高画質の映像が残されているので、ファンはいつでも何度でもMR.BIGのライヴを楽しむことが出来るのだ。
しかし、このフェアウェル・ツアーを始める前からバンドは“最後のスタジオ・アルバム”を作る意向があることを明かしており、2024年7月に遂にリリースされたその「TEN」は活動を終えようとしているバンドとは思えない瑞々しいエネルギーに満ちていて、これらの新曲も是非ライヴで聴いてみたいと思わせるに充分だった。日本の後も1年掛けて世界を巡ったフェアウェル・ツアーの締め括りは8月23日、ルーマニアのどこだか判らないような場所(と、後にメンバー達自身も証言している。しかも、満員の観衆に熱狂的に迎えられたとは到底言えない状況だったようだ)でのフェスティヴァルで、我らが愛したMR.BIGのツアーにそんな尻すぼみで曖昧な形で幕が引かれていいのか!?と歯噛みしていたのは私だけではないはずだ。実際、バンドとマネージメントもそのことは真剣に考えたようで、長年歩みを共にしてきたウドー音楽事務所からのオファーを受けて、この2月、彼らは『The BIG Finale! Forever In Our Hearts』と題されたアンコール公演を行なうため、日本に舞い戻ることとなった。
そう、これはあくまでもアンコール、ただのオマケ。だが、2023年の時にも「初めてMR.BIGを生で観られたと思ったら、これが最後とは…」と嘆く人や、それすらも足を運ぶことが叶わず涙を呑んだ人がいたように、何とかまたMR.BIGのライヴを観られないものかと願っていた人にとっては奇跡的に降って湧いた貴重なチャンスだ。勿論、ずっと観続けてきて最後を逃すわけにはいかないと駆けつけた古参ファンも大勢いたことだろう。2025年2月22日、大阪城ホール。16時前に私が会場に着いた時には、物販コーナーは購入者の待機列が川向こうの対岸にまで伸びているという盛況ぶりだった。中に入ると、バンドが普段と何も変わらない様子でサウンドチェックを行なっていて、しばらくするとVIPチケット購入者向けの公開サウンドチェックがスタート。プレイされたのは“Mr.Gone”と“Forever In Our Hearts”の2曲で、ツアー・タイトルにもなっている後者は日本のファンに向けて書かれ、2月10日に配信リリースされたばかりの“最後の新曲”だ。
Q&Aコーナーの後、VIP枠のミート&グリートも終えてバックステージに戻ってきたメンバー達に、『MR.BIG写真集 BY WILLIAM HAMES』をウイリアム・ヘイムス氏自ら贈呈。スタジオ・アルバムを発表するごとに、またバンドがツアーに出るたびに、デビュー直後からフェアウェル・ツアーまでのあらゆる時期を1人のフォトグラファーが撮影し続けたというのは非常に稀有な例で、それを可能にしたのはヘイムス氏がバンドに認められる写真を撮り続け、日本のレコード各社にも信頼される関係性を築いてきたからに他ならない。2023年1月にバンドから話があって加入することになったニック・ディヴァージリオ<ds>は最後の数ページながら自分もMR.BIGの歴史の一部として登場出来たことに感激の面持ちでページをめくり、ビリー・シーン<b>、エリック・マーティン<vo>、ポール・ギルバート<g>は各々懐かしい写真を眺めて当時を思い返しながら、長い付き合いとなったヘイムス氏とお互いのこの30有余年の健闘を称え合った。
そんなこんなのうちに開演時間となり、場内にBEATLESの“Rock And Roll Music”が流れ始めると、楽屋を出てステージ裏へと向かうメンバー達の姿が上方のスクリーンに映し出されて歓声を誘う。そしてステージ上へと現われたバンドが奏でた本日の1曲目は、1993年の3rdアルバム「BUMP AHEAD」からの“Mr.Gone”だった。公開サウンドチェックでもプレイされ、Q&Aで「お気に入りのMR.BIGナンバーは?」と訊かれてエリックがこの曲を挙げていたが、ショウの幕開けに持ってくるとは少々意外な気も。“Daddy, Brother, Lover, Little Boy”や一昨年の“Addicted To That Rush”のようなロケット・スタートに慣れていたからでもあるが、じわじわと盛り上げる“Mr. Gone”もこれはこれで味わい深く、特に見事なコーラス・ハーモニーが大きな喝采を呼んだ。
 

続きはBURRN! 2025年5月号で!

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BURRN! 2025年5月号

THE WORLD'S HEAVIEST HEAVY METAL MAGAZINE

BURRN! 2025年5月号

<EXCLUSIVE COVER STORY:巻頭特集>

◆SMITH/KOTZEN

ロサンゼルスで誕生した異色ユニットが4年ぶりとなる2ndアルバムをリリース!

エイドリアン・スミスとリッチー・コッツェンが個別インタビューで制作の裏側を激白!!

 

<EXCLUSIVE LIVE REPORT:海外ライヴ・リポート>

◆THE HALO EFFECT

11月来日が決定したメロデス界スーパー・バンドのフィンランド公演をリポート!

 

<EXCLUSIVE INTERVIEW:インタビュー記事>

◆HAREM SCAREM

初期へと回帰し、至福のメロディ躍る5年ぶりの新作「CHASING EUPHORIA」完成!

◆THE DARKNESS

4年ぶりの新作「DREAMS ON TOAST」制作秘話をジャスティン・ホーキンスが語る!

◆DESTRUCTION

ジャーマン・スラッシュ・メタルのレジェンドが16作目「BIRTH OF MALICE」発表!

◆Mardelas

記念のワンマン・ライヴも決定、メジャー・デビュー10周年の節目を迎えた心境を激白!

◆THE WILDHEARTS

どん底から這い上がり、自分の居場所を見出すまでの旅路を綴った新作を携えて復活!

◆BLOODYWOOD

インドから登場した規格外バンド、全世界待望の第2作「NU DELHI」の全貌を明かす!

◆VALKYRIE ZERO

大阪のスラッシュ・メタル4人組がバンド存亡の危機を乗り越えてミニ・アルバム発表!

◆SPIRITBOX

新時代の顔役が本誌初登場、コートニー・ラプランテが明かした新作の制作背景とは!?

◆Boris

多彩な音楽性の中に“Heavy Rocks”を貫く日本屈指のバンド、名盤「PINK」20周年!

◆Sheglapes

幅広いスタイルでドラマティックなHM/HRを聴かせる大阪のバンドが2ndを発表!

 

<SPECIAL EDITION:特別企画>

◆現地報告:LA山火事リポート

LAを襲った恐るべき大火事の実態をジョン・ハーレル本誌特派員が現地からリポート!

◆短期集中連載『Dream Weaver:夢を編む人~ミスター・ウドー物語』

多くのアーティストに敬愛された伝説のプロモーターの実像に迫る特別連載、第4回!

◆特別連載『Remembering Ronnie James Dio : Brother, Father, Teacher, Friend』

シャリー・フォグリオ記者が周辺の人々に取材して綴るロニー回想録、第56回!

◆特別連載『TALES FROM THE FRONTLINE』

英国人記者ハワード・ジョンソンの回顧録:WAYSTED

 

<SPECIAL LIVE REPORT IN JAPAN:ライヴ・リポート>

◆MR.BIG

奇跡のアンコール2公演、特別なセットリストで繰り広げたフィナーレ……カラー10P!

◆IMPELLITTERI

クリス・インペリテリ率いるバンドがポール・ボスタフを迎えた布陣で6年ぶりに来日!

◆DARK TRANQUILLITY

約10年ぶりに来日し、満員の会場を熱狂させたメロディック・デスのオリジネイター!

◆LOVEBITES

ヘヴィ・メタル・バンドとしてのコアの部分を見せ付けたライヴを熱血リポート!

◆LORNA SHORE

ニュージャージー出身の5人組が一夜限りの東京公演で体現してみせたメタルの“今”

 

<SPECIAL INTERVIEW IN JAPAN:来日インタビュー>

◆MICHAEL AMOTT [ARCH ENEMY]

プロモーション来日したマイケル・アモットに本誌編集長がロング・インタビュー敢行!

◆MICHAEL SCHENKER

本誌編集長がマイケル・シェンカーから訊き出した若き日の“UFOでの体験”とは!?

◆CJ WILDHEART

元THE WILDHEARTSのCJワイルドハートが自らのバンドを率いて日本上陸!

◆JINJER

最新作を引っ提げて日本への帰還を果たしたウクライナの至宝、本誌初登場!

 

<POSTER:ポスター>

◆NIGHT RANGER

 

※ウイリアム・ヘイムス氏の撮影裏話『Man Of Two Lands』、元BURRN!編集部員の奥野高久氏がHM/HRの歴史について綴る『WAKE UP AND SMELL THE RECORD』といった新コラムも好評連載中! 増田勇一氏のコラム『MUSIC LIFE』、喜国雅彦氏の『ROCKOMANGA!』、落語家・立川談四楼師匠の『そこでだ、若旦那!』、オーディオ専門店『ザ・ステレオ屋』店長・黒江昌之氏の『THE STEREO XXCKING』、梶原崇画伯の部屋、書評(古屋美登里氏)・映画評(岩沢房代氏)やアーティスト(ARCH ENEMY/SPIRITUAL BEGGARS他のマイケル・アモット、元CATHEDRAL/『Rise Above Records』主宰のリー・ドリアン、BE THE WOLF/FROZEN CROWN他のフェデリコ・モンデッリ)によるコラムなど、読みものコーナーが充実!!

ニュースやアルバム・レビューほか情報も満載です!

 

 

BURRN! 2025年5月号
A4判 144頁
2025年3月5日発売 
定価1,200円(税込)

 
1989年のデビューから、アルバム・リリースやツアーの度にバンドに寄り添って撮影を続けてきたのは、バンドからの信頼も篤い世界的フォトグラファーのウイリアム・ヘイムス氏。MR.BIGのあらゆる時代の貴重な瞬間の数々を鮮やかに切り取った美麗フォトを全295点も収載、本写真集はファン必携の永久保存版です。フルカラー256ページをB4変型判の大迫力でお楽しみいただける豪華愛蔵版。


MR.BIG公式写真集

BY WILLIAM HAMES


B4変型判(297mm×257mm)/256頁/定価22,000円(税込)/2月20日発売

https://www.shinko-music.co.jp/special/mrbig/

MR.BIG写真集

¥22,000

撮影:ウイリアム・ヘイムス

★SHINKO MUSIC RECORDS SHOPでも販売

ご購入者には非売品の特典「クリアファイル」付き!!
詳細はこちらまで!
MR.BIG
「THE BIG FINISH LIVE」(Blu-ray+MQA-CD)

2024年11月22日発売

<収録曲>
1. Addicted To That Rush
2. Take Cover
3. Undertow
4. Daddy Brother Lover Little Boy (The Electric Drill Song)
5. Alive And Kickin'
6. Green-Tinted Sixties Mind
7. CDFF- Lucky This Time
8. Voodoo Kiss
9. Never Say Never
10. Just Take My Heart
11. My Kinda Woman
12. A Little Too Loose
13. Road To Ruin
14. To Be With You
15. Big Love
16. The Chain
17. Promise Her The Moon
18. Where Do I Fit In
19. Wild World
20. Paul Gilbert Guitar Solo
21. Colorado Bulldog
22. Billy Sheehan Bass Solo
23. Shy Boy
24. 30 Days In The Hole
25. Good Lovin'
26. Baba O'Riley
 

《商品情報》
ミスター・ビッグ のラスト・ツアーと銘打ったワールド・ツアー「ザ・ビッグ・フィニッシュ・フェアウェル・ツアー」が2023年春からスタートし、その年の7月に計4日間に渡り日本でもツアーが開催された。商品はそのジャパン・ツアー最終日の模様を収録した映像商品となっている。

タイトル : 『ザ・ビッグ・フィニッシュ・ライブ』(The Big Finish Live)
発売日: 2024年9月6日(金)
アーティスト : ミスター・ビッグ(MR.BIG)
ジャンル : ロック / ハードロック 
発売フォーマット : UHDブルーレイ / ブルーレイ /MQA-CD / ハイブリッドSACD / カラーヴァイナルLP / 通常盤LP / カセット / 配信・ストリーミング
発売元: エヴォリューション・リミテッド

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MR.BIG
「TEN」(SACD)

2024年7月12日発売

<収録曲>
01. Good Luck Trying
02. I Am You
03. Right Outta Here
04. Sunday Morning Kinda Girl
05. Who We Are
06. As Good As It Gets
07. What Were You Thinking
08. Courageous
09. Up On You
10. The Frame
11. See No Okapi (instrumental - Japan bonus track)
 

※以下、メーカー・インフォメーションより。

 

MR. BIGが7年振り10枚目となる新作スタジオ・アルバムを発売!

 

1989年デビュー以来、日本で愛され続けたロック・バンド"ミスター・ビッグ"。『Defying Gravity』以来7年振り、10枚目となるスタジオ・アルバム『TEN』が発売! 昨年からのワールド・ツアー"The BIG Finish FAREWELL TOUR"からバンドに参加している新ドラマーのニック・ディヴァージリオも参加し、ボーナストラックを加えた全11曲を収録。日本語帯&伊藤政則氏によるライナーノーツ付き。

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BURRN! 8月号
 


MR.BIGが表紙&巻頭大特集!
 

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BURRN! PRESENTS
ALL ABOUT MR.BIG

絶賛発売中!

 

日本を愛し、日本に愛されたバンド、MR.BIG──
これまでの日本でのライヴの記録をまとめた1冊!


1989年の初来日から計12回のツアーで日本のファンを楽しませてくれたMR.BIG。そのライヴの魅力と思い出をツアーごとに振り返り、初出し写真も満載で魅せるオールカラーのメモリアル・ブック。“最後の来日”となった今年7月の『THE BIG FINISH』ジャパン・ツアー4公演のリポートと、ツアー終了後にメンバー全員と行なった個別インタビューも収録!!
 

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BURRN! PRESENTS
炎 Vol.5

好評発売中!

 

丸ごと1冊、MR.BIG大特集!

いよいよ7月20日から始まる“最後の日本ツアー”を徹底的に楽しむために──
エリック・マーティン<vo>がバンドの歴史を語り尽くした最新独占ロング・インタビューを一挙完全掲載!!
 

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ビッグ・イン・ジャパンの時代

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2000年代ヘヴィ・メタル/ハード・ロック ディスク・ガイド

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