新布陣で復活したCRIMSON GLORYの12年振りのライヴを捉えたプロショット映像が公開!

2023年の暮れに、トラヴィス・ウィルス<vo>とマーク・ボーグメイヤー<g>という2人のニュー・メンバーを迎えて活動を再開した米フロリダ出身のメロディック・メタル・バンドCRIMSON GLORY。その彼らが、10月5日のドイツ『KEEP IT TRUE RISING IV』フェスティヴァルで行なった新布陣での初ライヴから、以下のプロショット・ライヴ映像が公開された。

このライヴは、前任シンガーのトッド・ラ・トゥーレ(現QUEENSRŸCHE)の脱退を機に活動休止していたCRIMSON GLORYにとって、12年振りのショウとなった。
この日の演奏曲目は下記のとおり。

<SETLIST>
01. Valhalla
02. Dragon Lady
03. Lady of Winter
04. Where Dragons Rule
05. Painted Skies
06. Masque of the Red Death
07. Queen of the Masquerade
08. Burning Bridges
09. Chasing the Hydra (New song)
10. In Dark Places
11. Eternal World
12. Azrael
ーencoreー
13. Lost Reflection
14. Lonely
15. Red Sharks

現在のバンド・ラインナップは、ベン・ジャクソン<g>、ジェフ・ローズ<b>、デイナ・バーネル<ds>というオリジナル・メンバー3人に、ニュー・メンバーのトラヴィス・ウィルス<vo>とマーク・ボーグメイヤー<g>を加えた5人。

トラヴィス・ウィルスは、これまでテキサス出身のプログレッシヴ・パワー・メタル・バンドINFIDEL RISINGで活動。マーク・ボーグメイヤーは、フロリダ出身のハード・ロック・バンドTHE LOST BOYSでプレイしていた。

バンドは、今年初頭に新曲”Triskaideka”をリリース。当時、トラヴィス・ウィルスは次のように語っていた。
「最初は、人々のコメントを読む時に少し緊張したよ。でも、そんなもんだと思えるようになった。俺はただベストを尽くして、結果に身を任せるしかないんだ。他のメンバーが俺のアプローチを気に入ってることは確かだし、そこがすごく重要だ。ファンが気に入ってくれることもすごく重要だし、俺の声によってバンドが進む方向性の手がかりを掴んでもらえたなら本当に嬉しいよ。
実に興味深い比較をいくつか目にしたね。直接俺が言われたわけじゃないけど、そういうのを読むのは嬉しい。特にウォーレル・デイン(元NEVERMORE。故人)との比較はね。もちろん、ミッドナイト(CRIMSON GLORYのオリジナル・シンガー。故人)に近いニュアンスがあると言われるのも嬉しいよ。
マジで怖くなるよ、いや、怖さじゃなくて緊張だな。伝説的なシンガーの後任を務めるとなると、肩にのしかかってくる重圧はかなりある。自分にこれができるんだろうか?とどうしても考えてしまうけど、俺は「ああ、できるさ」と思うことにした。俺がこのバンドに持ち込むものを他のメンバーが信頼してくれてるのが嬉しいんだ」


そして、ニュー・アルバムの方向性について、ベン・ジャクソンはこう語っている。
「俺達は、よりバンドのルーツに戻ろうとしてるんだ。最初の2枚のアルバムのサウンドとスタイルにね。それは意識的なものに近いね。3枚目と4枚目のアルバムはちょっと違ったスタイルだったけど、ファンは常に最初の2枚が大好きみたいだ。だから、あの時代のヴァイブを再び取り戻そうとしてるんだよ」
CRIMSON GLORY
"TRISKAIDEKA"

 
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