トニー・ハーネルが復帰したTNTのニュー・ベーシストは歴戦のヴェテラン、シド・リングスビー!

pic:Kjell Solstad - Artistphotography

11月にトニー・ハーネル<vo>の三度目の復帰を発表したTNTだが、その後、12月に入って、正式にバオル・バルドー・ブルサラ<vo>とオーヴェ・フセモエン<b>(共に2018年の「XIII」に参加)の脱退を発表し、さらにニュー・ベーシストとしてヴェテランのシド・リングスビーが加入したことも発表していた。

シド・リングスビーは80年代後半にTINDRUMのメンバーとしてデビュー。その後、ディーゼル・ダール<ds>率いるDIEZELやヨルン・ランデ<vo>を擁するTHE SNAKESに参加し、2000年以降は主にヨルン・ランデ率いるJORNでプレイしてきたベーシスト。実は、過去に2回ほどTNTでプレイしていた時期があり、1回目は2004年にモーティ・ブラック<b>の後任としてツアーに参加し、そのまま「ALL THE WAY TO THE SUN」(2005年)にアディショナル・メンバーとして参加した時で、2回目は2013年にバンドが雑誌の付録CDに提供した新曲”Hidden Treasure”(トニー・ミルズ<vo>在籍時最後の音源)のレコーディングに参加した時だった。

ということで、2023年はトニー・ハーネル<vo>、ロニー・ル・テクロ<g>、シド・リングスビー<b>、ディーゼル・ダール<ds>というメンバーで活動していくことになった。

なお、11月の時点では2023年6月23日のノルウェー『TONS OF ROCK』フェスティヴァルが新生TNTのお披露目ライヴになると発表していたが、先日、6月9日の『SWEDEN ROCK FESTIVAL』への出演が決まったため、今のところそれが新生TNTの初ライヴとなる模様だ。

pic:ronny danielsen

(l. to r.)Ronnie Le Tekro<g>, Tony Harnell<vo>, Diesel Dahl<ds> ※最近フェイスブックにアップされた写真

TNT
「XIII」

2018年
 
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