ソロ・アルバム発売直前のロニー・ル・テクロが「TNTのラスト・ツアーについてトニー・ハーネルと協議中」と語る！

新作ソロ・アルバム「BIGFOOT TV」を今週リリースするTNTのロニー・ル・テクロ<g>が、先週受けたインタビューの中で、元TNTのトニー・ハーネル<vo>と再び手を組んでバンドのラスト・ツアーをやることについて話し合っていると明かした。

「今、トニーやバンドのメンバーといい感じで話し合いをしてるんだ。コミュニケーションはよく取れてるよ。（TNTの結成から）もう40年が経ったけど、俺達はまたバンドを組んで、できれば最後に一度ヨーロッパで、もしかしたらアメリカでも、ツアーをやれたらと思ってるんだ。俺は威厳のある形で最後に一度ツアーをやって、TNTのチャプターを閉じるのがいいかもしれないと思っている」

一方、トニー・ハーネルは昨年4月のインタビューで次のように語っていた。
「世間が思ってるのとは逆で、俺とロニーはよく話をするよ。彼はあまりテクノロジーには詳しくないけど、フェイスタイム・ビデオ（インターネットを利用した通話機能）が大好きでね。悩ましいのは、彼は海の向こうに住んでるから（時差のせいで）早朝に連絡してきてビデオ・チャットをやろうとするんだ。早朝だから僕はまだベッドの中なのに。でも、彼のことは大好きだよ。俺達が70代になったら、どっかのビーチで一緒につるんで笑い話をしてるだろうな」
「俺とロニーが別れることになった理由の殆どは、これまた世間が思ってるのとは逆で、ビジネス面の理由なんだ。まあ、詳しくは言わないけど」
「（一緒にまたTNTのアルバムを作ることについては）絶対にないとは言わない、と答えておくのがいいと思う。タイミングと場所によっては可能かもしれない」

トニー・ハーネルは1984年にTNTの2代目シンガーとして加入して以来、今日まで3回バンドから脱退しており、最後の脱退は2017年だった。その後、TNTはスペイン人シンガーのバオル・バルドー・ブルサラを迎えて最新作「XIII」（2018年）をリリースしている。

トニーが歌うニュー・アルバムの話はさておき、せめてラスト・ツアーだけはやって欲しい、そして日本にも来て欲しい、というのがファンの気持だと思うが、さてどうなることやら…。