SAXONが新作「CARPE DIEM」のメイキング映像を公開！

2月16日に通算23作目となるニュー・アルバム「CARPE DIEM」をリリースした英国のヴェテランSAXON。アンディ・スニープと共にこの新作をプロデュースしたビフ・バイフォード<vo>が、そのアルバム制作を振り返る動画が公開された。

ビフ・バイフォードは語る。
「アンディ・スニープが優れたギタリストであることは明らかだけど、彼はうちのギタリストたち（ポール・クインとダグ・スカラット）とは違ってブルーズを基盤にしたプレイヤーではない。彼はもっとモダンなスタイルなんだ。だからこそ、うちのギタリストたちは彼と仕事をするのが好きなんだよ。その熱量がね。彼は常に限界に挑戦するし、うちのギタリストたちに妥協はさせない。彼の前ではリアルに、フル・スピードで弾かなきゃいけないんだ。彼の作るサウンドも素晴らしいよ。俺たちはギブソンとマーシャルの音が欲しいんだ。たとえその機材がギブソンとマーシャルじゃなかったとしてもね。俺たちはSAXONで作り上げたブリティッシュ・メタルのギター・サウンドを維持しようと努めているし、アンディは間違いなく80年代の申し子だからね」

「今年は本当に忙しくなるよ。2年前からリスケジュールされてきたフェスティヴァルがいくつもあるからね。アメリカに行くのが楽しみだし、2022年後半にはUKツアーとヨーロッパ・ツアーもやる。これはみんなが思ってることだけど、俺たちも何とかすべてが上手く運んでスケジュールどおりに全部のショウがやれるよう祈ってるんだ。あと、「INSPIRATIONS」の第2弾もレコーディングする予定だし、もしかしたら次のニュー・アルバム用に数曲書けるかもしれない」

「この2年間は難しい状況だった。俺は2019年9月に心臓発作を起こして、それがバンドの活動に影響を及ぼしてしまったし、その数ヵ月後にはコロナウイルスが出てきたからね。ただ、運良く俺たちはコロナが出てくる前に曲作りとレコーディングを始めていた。ドラムはドイツで録ったし、ギターは色々な場所で録った。俺は病院のベッドにいる間にもたくさん曲を書いたよ。俺たちは曲作りとアレンジには本当に時間をかけた。今回の新作は本当に強烈さのあるアルバムだと思うし、その強烈さはたぶんコロナで何もできなかった時期に溜まったフラストレーションから生まれたものなのかもしれないな」

SAXONの最新インタビューを掲載したBURRN! 4月号は3月4日発売！

SAXON
「CARPE DIEM」
2022年2月16日発売

＜収録曲＞
01. Carpe Diem (Seize The Day)
02. Age Of Steam
03. The Pilgrimage
04. Dambusters
05. Remember The Fallen
06. Super Nova
07. Lady In Gray
08. All For One
09. Black Is The Night
10. Living On The Limit
11. Killing Ground（London 2016）＊
＊日本盤ボーナス・トラック