アルイエン・ルカッセンのSTAR ONEプロジェクトの新作が3月に日本発売! ロイ・カーン、ジェフ・スコット・ソート、ヴァンデンバーグ、ヴァイら豪華ゲスト多数!
メタル・オペラ・プロジェクトAYREONで知られるオランダのクリエイター、アルイエン・ルカッセンのもう1つのプロジェクトSTAR ONEのニュー・アルバム「REVEL IN TIME」が、3月23日に日本でも発売されることになった。(海外は2月18日リリース)
約12年振り、3枚目のスタジオ・アルバムとなる今回の「REVEL IN TIME」には、ヴォーカルにロイ・カーン(CONCEPTION、KAMELOT)、ジェフ・スコット・ソート(SONS OF APOLLO、YNGWIE MALMSTEEN)、トニー・マーティン(BLACK SABBATH)、ラッセル・アレン(SYMPHONY X)、フロール・ヤンセン(NIGHTWISH)、ジェイシー・カイペルス(PRAYING MANTIS)、ギターにマイケル・ロメオ(SYMPHONY X)、エイドリアン・ヴァンデンバーグ(VANDENBERG、MOONKINGS)、スティーヴ・ヴァイ、キーボードにイェンス・ヨハンソン(STRATOVARIUS、YNGWIE MALMSTEEN)といった豪華ゲストが多数参加し、音楽に彩りを加えている。
※以下、メーカー・インフォメーションより。
アルイエン・アンソニー・ルカッセンズ・スター・ワン
『レヴェル・イン・タイム』
Arjen Anthony Lucassen's Star One 『Revel In Time』
2022 年 3 月 23 日 日本盤 CD 発売
※配信スタート、海外リリースは2月18日
2CD 価格:\3,300(税込)SICP 6444-5
日本盤ボーナストラック収録、解説・歌詞対訳付き
★“アルイエン・アンソニー・ルカッセンズ・スター・ワン”プロジェクトが再始動。12 年ぶり3 枚目となる新作が遂にリリース。
★プロジェクトの特徴点として、ヘヴィなリフと名手たちの共演が挙げられるが、今作にも Steve Vai、Michael Romeo (Symphony X)、Ross Jennings (Haken) 、Jeff Scott Soto など豪華 30 ものアーティストが参加。
★アルバムタイトル曲は映画“ブレードランナー”をモチーフにしているように、すべての曲が何らかの形で時空操作を題材 にした映画にインスパイアされている。
★CD1、CD2 は同じ楽曲が収録されているが、CD1 と CD2 でそれぞれ違うシンガーがフィーチャーされているという、画期的な仕上がりに。SF コンセプトアルバムの集大成がここに!
アルイエン・アンソニー・ルカッセンズ・スター・ワンの3作目のアルバム『レヴェル・イン・タイム』はアルイエン・ルカッセンがエイリオン名義でリリースした前作『トランシトゥス』への反応であり対照的な作品でもある。『トランシトゥス』はミュージカルにも近い映画的な体験である。音楽がストーリーに非常に貢献しており、主にヴォーカルが強調されている。長いインストゥルメンタルのセクションはほとんど見られず、曲もギター・リフ主導ではない。一方、『レヴェル・イン・タイム』は他のスター・ワンのアルバムと同様、非常にリフ主導度の高いヘヴィなアルバムであり、名手たちのミュージシャンシップにより焦点が置かれている。結果、特に『トランシトゥス』と比べてかなりヘヴィなアルバムとなった。
スター・ワンのアルバムは厳密にいえばエイリオンのようなストーリーラインのあるロック・オペラではないものの、コンセプト・アルバムと見なすことはできる。スター・ワンのファースト・アルバム『スペース・メタル』は全曲が『エイリアン』のように宇宙を舞台にした映画にインス ピレーションを受けたものだった。スター・アルバムの2作目『ヴィクティムズ・オブ・ザ・モダン・エイジ』では、全曲が『時計じかけのオレンジ(Clockwork Orange)』のような黙示録さながらのディストピア的な映画がベースとなっていた。『レヴェル・イン・タイム』にあたっては、すべての曲が何らかの形で時空操作を題材にした映画にインスパイアされている。アルバムのタイトルは「トラヴェル・イン・タイム(Travel In Time、時間旅行)の頭文字のTを抜いたものと「自分の時間を大いに楽しむ(revel in your time)」のマッシュアップである。SF映画オタク仲間の方なら、アルイエンのオールタイム・フェイヴァリット・ムーヴィーの1つである『ブレードランナー』からの引用であることにお気づきだろう。
今回は初期のスター・ワンのアルバムとはかなり違う点がある。初期2作はフロール・ヤンセン、ラッセル・アレン・ダミアン・ウィルソン、ダン・スワノという同じコーラス陣を起用していた。彼らは全曲でそれぞれのパートをインタラクションしながら歌っていた。しかし今回ルカッセンは各曲にそれぞれ違うシンガーをフィーチャーすることにした。その理由のひとつはパンデミックによる世界的な渡航の制約が、彼がシンガーたちをオランダに飛行機で呼び寄せ、自身のスタジオでレコーディングすることができないことを意味したこと。通常は与えられた曲に対して様々なシンガーがインタラクションを行うが、今回アルイエンは基本的に 1 曲につき主に1人のシンガーを起用しており、しかもほぼ全曲で人選が異なる。
これは特に「同じ曲で違うシンガー」の CD とアルイエンが呼ぶことを好んでいる CD2 において顕著である。(他のシンガーのために) 録音されていたガイド・ヴォーカルが、ガイド・ヴォーカルのままにしておくにはあまりに良すぎたのだ。アルイエンとアルバム用に実際に歌を入れることになっていたシンガーたち以外、誰にも聞かれずに終わってしまうのは本当に残念なことに感じられた。ということで、アルイエンはガイド・ヴォーカルの入った各曲のセカンド・ヴァージョンを CD2 としてリリースすることにした。そしてどこかの時点で自然の流れにより他のシンガーを誘いこれらの曲を歌ってもらったが、それは曲が彼らの声ではどのように響くのかを知りたいという好奇心からだった。最終的にCD2は少なくとも9人のシンガーを要することになった。全員がCD1の参加陣と同様に優れているシンガーたちである。
最終的に新作には合計30人ほどの様々なミュージシャンが貢献したが、全員がシンガーという訳ではない。つまりこの変化のもうひとつの理由は勿論、世の中にはあまりに多くの優れたミュージシャンが存在し、アルイエンが全員入れることを選んだだけのことである。 スタイル的には、『レヴェル・イン・タイム』はスター・ワンのファースト・アルバムとセカンド・アルバムの間に位置する。かなり多面的なアルバムであ り、各曲で異なるシンガーを起用していることが、それぞれの曲の雰囲気がまったく異なることを強調している。とはいえスター・ワンの中核にあるのは引き続きエド・ワービーのパワフルなドラムスとアルイエンのギターとベースの業であり、それらが全体をまとめ、スター・ワンらしいサウンドに仕上がっている。
アルバム・ジャケットを手がけたのはアルイエンが信頼を寄せるお気に入りのアーティスト、ジェフ・ベーテルスである。
★オランダ出身のギタリスト。1984 年メタルバンド“ヴェンジェンス”に加入。人気を得るも1992年に解散。(その後、ハンドは再結成するも本人は不参加)
★その後、ソロで数多くのプロジェクトを立ち上げる。その中でも1995年に立ち上げたロック・オペラ・プロジェクト“エイリオン”で世界的に高い評価を得る。
★今回のリリース名義となる“アルイエン・アンソニー・ルカッセンズ・スター・ワン”も彼のプロジェクトの一つ。これまでに2002年、2010 年にアルバムがリリースされており、今作が3枚目となる。プロジェクトの特徴点として、ヘヴィなリフと名手たちの共演が挙げられる。
★身長 204cm! 長い指を活かしたダイナミックなプレイが身上。ロック、ヘヴィーなプレイは勿論の事、クラシック寄りのテクニカルなプレイも難なくこなす名ギタリスト。
「REVEL IN TIME」
2022年3月23日発売
<収録曲>
CD1
01. フェイト・オブ・マン Fate of Man
02. 28 デイズ(ティル・ジ・エンド・オブ・タイム) 28 Days (Till the End of Time)
03. プレシャント Prescient
04. バック・フロム・ザ・パスト Back from the Past
05. レヴェル・イン・タイム Revel in Time
06. ザ・イヤー・オブ’41 The Year of '41
07. ブリッジ・オブ・ライフ Bridge of Life
08. トゥデイ・イズ・イエスタデイ Today is Yesterday
09. ア・ハンド・オン・ザ・クロック A Hand on the Clock
10. ビヨンド・ジ・エッジ・オブ・イット・オール Beyond the Edge of it All
11. ロスト・チルドレン・オブ・ザ・ユニヴァース Lost Children of the Universe
CD2
※CD1と収録曲は同じで、録音内容は異なる。
ーCD2日本盤ボーナストラックー
12. ロスト・チルドレン・オブ・ザ・ユニヴァース(オルタナティブ・ヴァージョン 2)
STAR ONE Basic Line-Up:
Arjen Lucassen: guitars, bass, keyboards and vocals
Ed Warby: drums
Erik van Ittersum: Solina Strings
Marcela Bovio: backing vocals
Irene Jansen: backing vocals
Guest Musicians:
CD1
1) Fate of Man:
lead and backing vocals: Brittney Slayes
guitar solo: Michael Romeo
2) 28 Days (Till the End of Time):
lead vocal: Sir Russell Allen
guitar solos: Timo Somers
3) Prescient:
lead and backing vocals: Micheal Mills and Ross Jennings
4) Back from the Past:
lead vocal: Jeff Scott Soto
guitar solo: Ron Bumblefoot Thal
5) Revel in Time:
lead vocal: Brandon Yeagley
guitar solos: Adrian Vandenberg
6) The Year of ’41:
lead vocal: Joe Lynn Turner
vocalization: Will Shaw
guitar solo: Joel Hoekstra
synthesizer solo: Jens Johansson
7) Bridge of Life:
lead vocal: Damian Wilson
8) Today is Yesterday:
lead vocal: Dan Swanö
Moog synthesizers: Lisa Bella Donna
guitar solo: Marcel Singor
9) A Hand on the Clock:
lead and backing vocals: Floor Jansen
Hammond solo: Joost van den Broek
10) Beyond the Edge of it All:
lead vocal: John Jaycee Cuijpers
guitar solo: Arjen Lucassen
11) Lost Children of the Universe:
lead vocals: Roy Khan
choir: Hellscore Choir
guitar solo: Steve Vai
CD2(same songs with diffrent singers)
1) Fate of Man:
lead and backing vocals: Marcela Bovio
2) 28 Days (Till the End of Time):
lead vocal: John Jaycee Cuijpers
3) Prescient:
lead and backing vocals: Will Shaw
4) Back from the Past:
lead vocal: John Jaycee Cuijpers
5) Revel in Time:
lead vocal: John Jaycee Cuijpers
6) The Year of ’41:
lead vocal and synth solo: Alessandro Del Vecchio
7) Bridge of Life:
lead vocals: Wilmer Waarbroek
8) Today is Yesterday:
lead vocals: Arjen Lucassen
9) A Hand on the Clock:
lead and backing vocals: Marcela Bovio and Irene Jansen (verses)
10) Beyond the Edge of it All:
lead vocals: Mike Andersson
11) Lost Children of the Universe:
lead vocals: Tony Martin
「TRANSITUS」
2020年
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