K.K.ダウニングがJUDAS PRIESTの ”4人編成問題” について「ある意味で侮辱的」とコメント!

JUDAS PRIESTが1月10日に「アンディ・スニープ<g>を除いた4人編成でツアーを行なう」と発表しながらも、その5日後にはその発表を撤回した件について、バンドのオリジナル・メンバーで、現在はKK'S PRIESTを率いて活動しているK.K.ダウニングが、「ある意味、侮辱的なこと」と批判的なコメントをした。

K.K.は、先日受けた『Rock Of Nations With Dave Kinchen』とのインタビューで次のように語った。
「私も他のみんなと同じだよ。完全に困惑している。あまりにも極端で、ある意味で侮辱的だし、たぶんグレン(ティプトン:g)に対しても侮辱的なことだと思うよ。『君達は2人でそれを創り上げてきたけど、そんなものは1人でやれるだろう』と言ってるようなものだからね。私達が創り上げてきたものはすべて余計なもので、そんなものに価値はないと…。たぶんグレンも、私達が創り上げたものには価値があるということに同意してくれるだろう」

さらにK.K.は、JUDAS PRIESTが4人編成で活動することを考えたこと自体があまりにも奇妙だと指摘し、「明らかに、私達の知らない舞台裏があるに違いない」と推測した。

「私にとっては不自然なんだ。だって、私に言わせれば、私とグレンがいてこそJUDAS PRIESTなんだから。私にはそれを言う権利があると思うよ。ずっと人生をあのバンドで過ごしてきたわけだからね。JUDAS PRIESTのあらゆるイメージ、あらゆるショウ、あらゆる仕事、あらゆるアルバム…すべてがそれを中心に展開されているんだ。つまり、ステージでグレンの赤いパンツが見えなければ、それはJUDAS PRIESTじゃないだろ?」

「いいかい、フライングV、ブロンドの長髪、レザー&スタッズといったイメージは私が創り上げたんだ。たとえば、車輪を使うことは誰にでもできるけど、車輪を発明するとなると別の話だよ」

確かに、ツアーに参加し続ける気が満々だったアンディ・スニープを外して4人編成になることを考えたのは奇妙に思えるし、中には「たとえ4人編成なったとしてもK.K.は復帰させないぞ、という当てつけでは?」と穿った見方をするファンもいたようだが、いつかバンド側から事の真相を聞ける日が来るのを待とう。

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