デイヴィッド・エレフソンがMEGADETH脱退後初となるニュー・プロジェクトをスタート!

今年5月にMEGADETHを解雇されたデイヴィッド・エレフソン<b>が、ニュー・プロジェクトTHE LUCIDを始動させたことを発表した。これはエレフソンがMEGADETH脱退後初めて取り組むプロジェクトになる。

THE LUCIDはエレフソン以下、シンガーのヴィニー・ドンブロスキー(SPONGE)、ギタリストのドリュー・フォルティエ(BANG TANGO)、ドラマーのマイク・ヘラー(RAVEN、FEAR FACTORY)という4人から成るハード・ロック・バンドで、来週9月8日に最初の音源をリリースする予定だという。

34歳の若さで映画製作者/脚本家としてのキャリアも持つドリュー・フォルティエは、2020年にはエレフソンとの共著でスリラー小説『THE SLEDGE CHRONICLES:ROCK STAR HITMAN』を出版しており、また、同じくエレフソンと組んで製作したホラー映画『DWELLERS』が間もなくリリース予定となっている。

THE LUCIDがスタートした経緯について、エレフソンはこう語る。
「ドリューがトラックを送ってきて、『ここにベースを入れてくれないか』と言ってきたんだ。ちょうど俺はELLEFSONのソロ・レコードの曲作りをやっていたんで、スタジオの耳になっていたし、すぐに取り組める状態だったけど、彼の送ってきたものを聴いて、『うん、これはめちゃくちゃクールじゃないか』って思ったよ。ドリューのプレイは観たことがあったし、彼がBANG TANGOでやってきたことや、他の活動のことも知っていた。その後、彼から電話があって、『ヴィニーが加わって歌メロと歌詞を書いて、ヴォーカルを入れてくれる予定だ』と言ってきて、それが形になったんだ」
「俺はSPONGEが大好きだ。ヴィニーは本当にロック・スターなんだ。クールな男だし、素晴らしい歌詞を書く。とてもトリッピーな歌詞をね。今まで一緒に仕事をしたことがないタイプの作詞家だから楽しいよ。そして、ドリューも素晴らしいギタリストだ。マイク・ヘラーはダーク・ヴェルビューレン(MEGADETH)と仲がいいんだけど、ダークは『マイクは最高だ』と言っていたよ。そんな俺達4人で曲をまとめて、7月中旬にロサンゼルスでみんなで会ったんだ。俺は2日間で10曲のベースを仕上げたよ。マイクはスタジオでとてもいい仕事をしてくれた。すごく楽しかったな」


THE LUCIDの音楽性については、「クールな曲をやってるよ。とても変わっていて、スラッシュ・メタルじゃないことは明らかだ。だからLUCID(明るい、判りやすい)という名前にしたんだ。LUCIDという名前から想像できるようなサウンドだと思う」とエレフソンはコメントしている
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