【BURRN! 8月号ちょい読み】
HELLOWEEN──ヴァイキーが語る40年の歩み
BY KAZ HIROSE/BURRN!
アンディ・デリス〈vo〉、マイケル “ヴァイキー” ヴァイカート〈g〉、サシャ・ゲルストナー〈g〉、マーカス・グロスコフ〈b〉、ダニ・ルブレ〈ds〉という編成で5枚のスタジオ・アルバムをリリースしてきたHELLOWEENにマイケル・キスク〈vo〉、カイ・ハンセン〈g,vo〉が加わって7人編成となることが発表されたのは2016年11月のこと。この、いわゆる “PUMPKINS UNITED” 体制によるワールド・ツアーは2017年秋にスタート、2018年3月には来日も果たした。彼らは2021年にアルバム「HELLOWEEN」をリリース、同作を引っ提げての日本ツアーは2023年9月に行なわれた。
そして今年、7人体制による3回目の日本ツアーが実現(ライヴ・リポートは先月号に掲載)、僕は5月9日の東京ガーデンシアター公演のバックステージを訪れ、彼らに2025年度本誌読者人気投票グループ部門のチャンピオン・カップを手渡すと共に、フォトセッションも行なった。本来ならそのタイミングでインタビューも行ないたかったが、物理的にそれは不可能。そこで僕は彼らの帰国後にZoomインタビューを行ないたいとオファー、快く受け入れてもらった。まずは40年間このバンドを牽引してきたヴァイキーの登場だ。
──先日の日本公演、素晴らしいショウをありがとうございました。日本のファンはとてもエキサイトして、HELLOWEENの40周年を祝うに相応しいものだったと思います。東京でチャンピオン・カップをお渡ししましたが、HELLOWEENは2025年度のBURRN!読者人気投票の年間ベスト・グループに選ばれました。これは「GIANTS & MONSTERS」が素晴らしかったこと、そしてワールドワイドでHELLOWEENがかつてない規模で活躍していることに対する評価だと思います。そのことに対して、あなたはどのように受け止めていますか?
マイケル “ヴァイキー” ヴァイカート(以下W):以前も何回かチャンピオン・カップをもらったことがあったけど、何度もらってもその価値が損なわれることはない。むしろ今回の受賞は一段と重みがある気がしている。ああいうものを授与されるのは、とても光栄なことだ。BURRN!読者人気投票での評価は僕達に何より必要なものだった。物事がとても順調に進んでいたことの証明だ。もっとも、君がチャンピオン・カップを持ってきたのには驚いたよ。手渡すためにわざわざ来てくれるとは知らされていなかったからね。クール、最高だった。ありがとう。
──今の7人体制になってからの日本ツアーはこれで3回目ということになります。今回は40周年のツアーの一環でもあり、また「GIANTS & MONSTERS」を引っ提げてのツアーという側面もありました。今回は、前の2回のPUMPKINS UNITED体制の来日と比べて、どのような違いがあったと感じていますか?
W:7人体制になって、総てがスムーズに運んでいることが判ったんだ。今はもう7人体制に慣れてきて、様々な個性のメンバーがいる状況を楽しめるようになった。メリットもあるし、気分もいい。ちょっと誇りに思えると共に、他のバンドもこういう形のリユニオンを望むんだろうかと思うこともある。「HELLOWEENに出来て、彼らが上手くやっているんだったら、俺達にもああいうことが出来るかな?」と考えるバンドもいるんじゃないだろうか、と。他のバンドにもこういうことが起こったら、僕は嬉しい。ファンのためにもなる。リユニオン・アルバムを手に入れられるし。内部で色々と揉めていて、お互い耐えられないと思っていた人達がそうなるのは、興味深い。 僕達に関して言えば、物事はスムーズに運んでいる。最初、リユニオン・プロジェクトはビッグ・サプライズだった。みんな「ワオ! 超クールだ!」と喜び、「彼らはまたアルバムを作ってくれるのか? このまま続けるのか?」と思っていた。そう、僕達は続けるよ。これでいい。楽しんでいるし、やれることがある。いいパフォーマンスが出来るし、ヴァラエティに富んでいる。「こういう曲を作ろう。これをレコーディングしよう」とすぐに思えて、またアルバムが出来る。それが、とてもクールなんだ。そうすれば、このバンドが何たるものなのか、総てが明確になる。
以前は、アルバムがいつ完成するのか、どういった反応を得られるかが判らない時期もあった。5人でやっていた頃、「まだその5人か。マイケル・キスクやカイ・ハンセンのいないHELLOWEENなんて、HELLOWEENじゃない!」といった意見は常に聞こえてきた。僕達はいい仕事をしたと思うが、それでもあれこれ言われた。だが、今はスムーズに運んでいるよ。素晴らしい。君のサポートに感謝するよ。ありがとう。
続きはBURRN! 2026年8月号で!
THE WORLD'S HEAVIEST HEAVY METAL MAGAZINE
BURRN! 2026年8月号
<EXCLUSIVE COVER STORY:巻頭特集>
◆HELLOWEEN
快進撃が続く7人編成の“PUMPKINS UNITED”全員個別独占インタビュー!
メンバー達が本誌編集長に大いに語り尽くした“それぞれの40周年”とは……?
<EXCLUSIVE INTERVIEW:インタビュー記事>
◆CYHRA
叙情デスの慟哭を孕んだモダンでキャッチーなメロディック・メタルがさらに進化!
◆GALNERYUS
2年ぶりのニュー・アルバム「A CRY FROM THE SKY ABOVE」リリース!
◆ERIK GRONWALL
武道館でマイケル・シェンカーの傍らに立ったエリック・グロンウォールが本格ソロ・デビュー!
◆HOKKA
元BLIND CHANNELのフロントマン、ジョエル・ホッカ率いるニュー・バンド登場!
◆SHINEDOWN
アメリカの大物バンドが1年半掛けて作り上げた全18曲入りの傑作「EI8HT」発表!
◆DEEP PURPLE
唯一のオリジナル・メンバー、イアン・ペイスが通算24作目「SPLAT!」を語る!
◆CROWN LANDS
注目を集めるカナダのプログレッシヴ・ハード・ロック・デュオが日本デビュー!
◆TWISTED SISTER
オリジナル・ギタリストのジェイ・ジェイ・フレンチがこの50年と今後のツアーを語る!
<SPECIAL EDITION:特別企画>
◆マネージャーが語るPUMPKINS UNITED誕生秘話
HELLOWEENの現在の成功を裏で支えるマネージャー2人に直撃インタビュー!
◆特別連載『TALES FROM THE FRONTLINE』
英国人記者ハワード・ジョンソンの回顧録:DEEP PURPLE
◆特別連載『All Aboard!:Memories of Ozzy Osbourne』
シャリー・フォグリオ記者によるオジー・オズボーン追想コラム第8回!
<SPECIAL LIVE REPORT IN JAPAN:ライヴ・リポート>
◆DEFTONES
約15年ぶりに単独来日が実現、満員の東京ガーデンシアター公演をリポート!
◆ERIC MARTIN
MR.BIG「HEY MAN」を日本人女性ミュージシャンのバンドと共に完全再現!
◆CIGARS SODA
レコ発ツアー・ファイナルで“専任シンガー”NAOの言葉に込められた決意とは!?
<SPECIAL LIVE REPORT IN JAPAN:ライヴ・リポート>
◆HOT MILK
英国の男女混成エモ・パワー・ポップ・バンドのフロント・コンビを直撃!
◆MATS LEVEN & JIEN TAKAHASHI
「FACING THE ANIMAL」全曲披露で来日したマッツ・レヴィンが明かす思い出
<POSTER:ポスター>
◆ARCH ENEMY
※今月の『そこでだ、若旦那!』も立川談四楼師匠の病欠により、“落語評論家:広瀬和生”が代打で執筆! ウイリアム・ヘイムス氏の撮影裏話『Man Of Two Lands』、元BURRN!編集部員の奥野高久氏がHM/HRの歴史について綴る『WAKE UP AND SMELL THE RECORD』といった新コラムも好評連載中! 増田勇一氏のコラム『MUSIC LIFE』、喜国雅彦氏の『ROCKOMANGA!』、オーディオ専門店『ザ・ステレオ屋』店長・黒江昌之氏の『THE STEREO XXCKING』、梶原崇画伯の部屋、書評(古屋美登里氏)・映画評(岩沢房代氏)やアーティスト(ARCH ENEMY/SPIRITUAL BEGGARS他のマイケル・アモット、元CATHEDRAL/『Rise Above Records』主宰のリー・ドリアン、BE THE WOLF/FROZEN CROWN他のフェデリコ・モンデッリ)によるコラムなど、読みものコーナー充実!!
ニュースやアルバム・レビューほか情報も満載です!
BURRN! 2026年8月号
A4判/144頁/定価1,200円(税込)/2026年7月3日発売
この記事へのコメントはまだありません
RELATED POSTS
関連記事
-
2026.05.07 歴代シングル曲ベスト1を決めるHELLOWEEN総選挙 結果発表!
-
2026.04.24 【来日直前企画】HELLOWEEN総選挙! あなたが選ぶ歴代シングル曲ベスト1
-
2026.01.07 BURRN! 2025年度 読者人気投票 受付中!
LATEST POSTS
最新記事