【インタビュー】
エドゥ・ファラスキ&ロイ・カーン
メロディック・メタル界の先進的シンガー2人が語る互いのリスペクト
取材、文、撮影●奥村裕司/Yuzi Okumura
通訳●川原真理子
協力●Evoken de Valhall Production, キングレコード
'25年11月、メロパワ・フリーク垂涎のカップリング・ライヴがここ日本で実現した。元ANGRAのエドゥ・ファラスキと元KAMELOTのロイ・カーン──ブラジルとノルウエーが生んだ稀代のパワー・メタル・シンガーの共演が、“THE ULTIMATE POWER METAL EXPERIENCE” と題され、東京&大阪にて開催されたのだ!
そんな文字通りスペシャルなショウが幕を開ける前日、都内某所で2人をキャッチし、対談インタビューを敢行。実は長い付き合いだというエドゥとロイ、それぞれの思いに迫ってみた…!!
──ロイは本当に久々の来日ですね!
ロイ・カーン:うん。さっきも(エドゥと)そのことについて話していたんだ。あまりに前過ぎて、前回がいつだったのかハッキリは憶えていないぐらいなんだけどさ。多分、KAMELOTで来たのが最後だよな…。アレって'08年ぐらいだったっけ?
——調べてみたら、'07年の10月でした。
ロイ:そうか。うん、それぐらいの時期だったと思う。でも、当時の日本がどうだったか、あまり憶えていないんだ…。きっと、この18年間で日本も随分と変わったんだろうな。まだ街に出てあちこち見て廻ってはいないけど、以前からモダンだったのに、新しいビルやタワーが出来ていて、今はさらにモダンになり、どんどん進化していっているよね。
エドゥ・ファラスキ:一方、僕の場合は、自分の記憶が確かなら'23年以来(の来日)だったと思うけど、流石にたった2年じゃ、何も変わってないな(笑)。
——そもそも、今回のカップリング・ツアーはどのような経緯で実現したのでしょうか?
エドゥ:そもそもは…僕がロイの大ファンだというところから始まっている。彼を知ったのはCONCEPTIONによってで、初めて聴いた時、「この声だ!」と思ったよ。その後も勿論、KAMELOTで大活躍していたよね! 僕のお気に入りは、CONCEPTIONの「FLOW」('97)だったんだ。あのアルバムはとてつもなくモダンで、多くのHR/HMファンが、「まるで未来のサウンドのようだ」と言っていたな。そして、僕達は友達になった。
CONCEPTION
「FLOW」
(1995)
——初めて会った時のことを憶えていますか?
エドゥ:多分、どこかのプログレ・フェスだったんじゃない? その楽屋で出会ったんだと思う…。
ロイ:そうそう、バックステージだった。
──きっと “ProgPower USA” のことだと思いますが…?
エドゥ:うん。でも、いつだったか細かくは憶えていないなぁ…。
ロイ:“ProgPower USA” には何度も出演したし…。
エドゥ:僕がALMAHで出た時だっけ? いや…もっと前だ。
ロイ:うん。ずっと前だよ。'00年代半ばじゃない?
エドゥ:そうか。ALMAHじゃなくて、ANGRAの時だったな! ロイはもうKAMELOTにいたんじゃない?
──え〜と、実は今日、第6回 “ProgPower USA” のTシャツを着てきたのですが…。
エドゥ:何だって? あ…それだ!!
ロイ:何てこった…(KAMELOTではなく)CONCEPTIONだったんだな!
エドゥ:懐かしい…。とってもナイスなTシャツだね!(笑)
※pic by Juan Corral
──そして、最近になってブラジルで、久々の共演を果たしたと?
エドゥ:そう! ブラジルで僕のコンサートに出てくれたんだ。アレは嬉しかったな!
ロイ:'24年のことだったよね?
エドゥ:そう、'24年1月だ。ロイには2曲歌ってもらった。
ロイ:とても感謝しているよ。エドゥがそのブラジルのライヴに招いてくれなかったら、恐らく僕は今ここにいないだろう。
エドゥ:確か、KAMELOTを1曲歌って、あとANGRAの曲を一緒にやったんだよね?
ロイ:うん。僕はスペシャル・ゲストとして呼ばれたんだ。
エドゥ:ANGRAは “Heroes Of Sand”('01年「REBIRTH」収録)だった。そして、KAMELOTは……。
—— “Center Of The Universe”('03年「EPICA」収録)ですね!
ロイ:そうだ。あと、(CONCEPTIONの)“Cry”(「FLOW」収録)も一部やった。
エドゥ:ああ、ちょこっとね。クールだったよ。彼が昔の曲を歌っているのを見て、観客は涙していたな…。多くのファンにとっては、まだ10代だった頃の思い出の曲を、オリジナル・シンガーが歌うんだから堪らないよ。僕も全く同じ経験をした。僕が(ANGRA脱退後に)ALMAHをやっていた頃、「エドゥがANGRAで歌うのをまた観たい」とファンに言われてさ…。でもあれは、僕のキャリアを振り返る上で実にクールなことだった。そして僕は、ソロとしてのキャリアを築いていったけど、きっとロイも今、同じような状況にあるんだろう。当然、ブラジルにもKAMELOTのファンは大勢いるから。
ロイ:ああ。KAMELOT時代にブラジルを何度かツアーしたからね。
エドゥ:あの時('24年1月)ロイには、僕のキャリア・チェンジのキッカケについて話したと思うけど、「君もソロ・キャリアを始めて、KAMELOTの曲を歌ったら素晴らしいんじゃないか?」とも言ったんだ。彼のファンとしてね。
ロイ:うん、よく憶えている。僕にはそういったキッカケが必要だったからね。長年ソロをやろうかと考えてはいたけど、エドゥと話をしたことで、間違いなく背中を押されたのさ。エドゥはANGRAの元シンガーで、僕はKAMELOTの元シンガーで──僕達は同じような境遇にいたとも言えるんだよな。
エドゥ:まさにそうだ。
ロイ:同じような経験をしたエドゥと話したことが、間違いなく今につながっている。結果…僕もソロを始めることにしたんだからさ。
──ブラジルでは今年、ソロ名義でのショウも行なったんですよね? '24年のようなゲスト扱いではなく…。
ロイ:そうだよ。1公演だけだけどね。('25年)7月にエドゥと一緒にやったんだ。でも、来年はもっとやるつもりさ。
——確か、オーケストラとの共演ライヴですよね? 他にカイ・ハンセンもゲストで来ていて…?
エドゥ:うん、カイもいたな。
ロイ:あと、エイドリアン(・カワン:vo/SEVEN SPIRES)もいた。
エドゥ:あとは誰だっけ…? ギタリストのビル・ハドソン(NORTHTALE)もいたよね? とにかく素晴らしいライヴになった。フル・オーケストラをバックに従えての、何とも大掛りなショウだった。オーディエンスも4000人集まってくれたし。
──その時、エイドリアンはどうしてブラジルにいたのでしょう? カイと同じように、ゲストとして招いたのですか?
エドゥ:彼女はたまたま休暇でブラジルにいたんだ。ウチのツアー・マネージャーとバークリー音楽大学で共に学んだ仲だそうで、僕のライヴとは関係なく、(ブラジルに)遊びにくることになっていたらしい。それで、僕のライヴがあるんなら「観に行くわ!」ということになってね。ところが、女性シンガーが必要だった僕達にとっては好都合…とばかりに、エイドリアンには「休暇はナシだ! 君は仕事をするんだよ!!」と言って、歌いに来てもらうことになったのさ。
ちょうど僕は、(ANGRAの)「TEMPLE OF SHADOWS」('04)の再現ツアーをやっていてね。あのアルバムには女性シンガーのパートがあるけど、(それを担当していた)ザビーネ(・エデルスハッハー:EDENBRIDGE)は呼んでいなかったから、だったらエイドリアンにやってもらおう…となった。さらに、ロイは(KAMELOTの)「THE BLACK HALO」('05)を祝うセットをやっていて、そこにもエイドリアンに参加してもらったよ。
——女性シンガー(EPICAのシモーネ・シモンズなど))のパートだけでなく、シャグラット(DIMMU BORGIR)のパートも歌ったんですよね?
ロイ:そう! “March Of Mephisto” でそうしてくれたよ。彼女は凄く多彩なシンガーだから。
——そのエイドリアンが、昨日('25年11月20日)AVANTASIAの公演を日本で行なったことはご存知でしたか?
ロイ:知ってるよ。本当なら観に行きたかったんだけど、昨日は僕もリハーサルをやっていたから…。
──さらに、AVANTASIAにはトミー(・カレヴィック)も参加していたので、KAMELOTの新旧シンガーがここ日本に揃って滞在していたという…。
ロイ:うん。狭い世界だよね。彼にも会いたかったけど、今回は無理だった。時差ボケで昼間も3時間ぐらい寝ていたし、その後は4時間のリハーサルがあったんで…。でも、トミーとは何度か会ったことがあるんだ。素晴らしいシンガーだし、ナイス・ガイだよね。
——ここでお2人に、それぞれについてシンガーとしてどんな魅力を感じているのか、改めて話して頂けますか?
ロイ:僕にとってエドゥは──彼と初めて会ったのは、さっきも話に出た “ProgPower USA VI” だったワケだけど、あの時、僕はANGRAの曲を全く知らなかった。(共通のプロデューサーである)サシャ(・ピート)を通じて幾つか耳にしたことがある…という程度だった。でも、素晴らしいシンガーであるだけでなく、その後、素晴らしいソングライターだということも知ったよ。本当に彼は、あらゆる面において凄い才能の持ち主だ。しかも、人としても最高だなんて…さ! 僕にとって一番重要なのは、周りに素敵な人達がいることなんだよ。
エドゥ:そのことについては、僕も同じ意見だな。
ロイ:うん。とても重要だ。
エドゥ:じゃあ、僕も彼について語らせてもらおう。さっきも言ったように、僕が最初に知ったのは、CONCEPTIONのシンガーとしてだった。多くのメタル・シンガーって──殊にパワー・メタル・バンドの場合、お決まりのハイ・トーン・スタイルってのがあるけど、彼は全く違う。彼の声を初めて聴いた時、まさに嬉しい驚きだったよ。A-HAのシンガーを彷彿とさせたんだ。一目…いや、一耳惚れだったね(笑)。僕の大好きな声だし、ロイはパワー・メタル界に特別なインパクトをもたらしたのさ。
その後、勿論KAMELOTでの歌も聴いたけど、彼はいつだって最高だった。僕の中で彼こそが、一番のパワー・メタル・シンガーだから、そんな彼と一緒にライヴが行なえるなんて、嬉しいなんてモンじゃない。しかも、ブラジルでやって、今度はここ日本でまた共演出来た。とてもクールだ。ロイは人となりも素晴らしいし、おおらかなヤツだから、俺はいつもハッピーな気分でいられられる…!
——エドゥとしては、CONCEPTIONとKAMELOTではやっぱり前者の方が好きですか?
エドゥ:それは危険な質問だな…。何て答えればイイんだい?(笑) いや勿論、どっちも好きだよ。ただ、KAMELOTはどちらかというと伝統的なパワー・メタルに近いけど、CONCEPTIONは全く違う。彼等はメタル・シーンに新鮮な風を送り込んでくれたんだ。よりモダンで、それまでにない作曲法を、パワー・メタル・シーンでやってのけた。異なる要素が入っているという点では、CONCEPTIONの方が洗練されていると言えるかもしれない。同時にCONCEPTIONは、異なる音楽作りの方法を模索してもいるんだろうな。ギタリストのトゥーレ(・オストビー)も、本当にズバ抜けたコンポーザ−だから。
ロイ:ああ、その通りだ。
エドゥ:彼も最高だ。トゥーレこそがあのスタイルをもたらしたんだよね?
ロイ:KAMELOTとCONCEPTIONの違いは、正にソングライターの違いと言えるよ。(KAMELOTの首魁トーマス・ヤングブラッドとトゥーレは)それぞれ音楽の好みも全く違うから。
エドゥ:トゥーレは時々ジャジーになる。あまりメタルっぽくない…とも言えるかな? 勿論、CONCEPTIONはメタル・バンドだけど、彼にはシャレた面があるというか。それで僕は、CONCEPTIONの曲に興味を持ったんだと思うな。
──その点では、エドゥもブラジル音楽をパワー・メタルに持ち込み、新たな世界を生み出しましたね?
エドゥ:そうかもしれないな。そして、そういった面から、僕はCONCEPTIONの方が好きなのかもしれない。いや、発言には気を付けないと…(苦笑)。どっちのバンドでもロイは歌っているんだから。
ロイ:CONCEPTIONはやりたいことにかなり重点を置いていて、ファンが求めていることなんて気にしないんだ。バンドが興味をソソられないことをやったりはしないよ。
エドゥ:そこはANGRAも同じだった。「TEMPLE OF SHADOWS」をリリースした時のことを憶えている。その前の「REBIRTH」は伝統的なパワー・メタルを踏襲していたけど「TEMPLE OF SHADOWS」は全く違っていて、ブラジル音楽だけでなく、キューバ音楽も採り入れていたんだ。ファンからの最初の反応は、「好きかどうか分からないけど、ANGRAだから聴いてみよう」だった。そして、結果的に大成功した名盤になったんだ。僕は違うことをやってみるのが好きでね。ソロ・アルバム「VERA CRUZ」('21)にもブラジル音楽がかなり入っている。何せ、物語のコンセプトが “ポルトガル人によるブラジルの発見” だからね。続く「ELDORADO」('23)の物語はメキシコを舞台にしていて、そこにはメキシコとスペインの要素がかなり入っていて、パワー・メタルとミックスさせているんだ。
エドゥ:それはファンのためにやっているんじゃないよ。そういうのは好きじゃない。アーティストって、自身のためにそれをやるべきだと思うな。勿論、ファンが気に入ってくれれば、それはそれで嬉しいけど、僕達はアートを生み出さなきゃいけない。他とは違う作品、より新鮮なアイディア、全く新しい音楽の創出を…ね。それをファンが気に入ってくれればクールだけど、それだけのために商業的な作品を作るのは、僕のやり方じゃない。
ロイ:僕のイデオロギーと全く同じだ。
──CONCEPTIONはプログレ・メタルに分類されることもありますが、正に文字通り “プログレッシヴな” 音楽をやっているバンドですよね。ジャンル化し、形骸化した“プログレ”ではなく…。
ロイ:そう言ってもらえて嬉しいよ。
——エドゥはCONCEPTIONの「FLOW」がお好きだそうですが、KAMELOTのアルバムではどうでしょう?
エドゥ:え〜と、“Forever” が入っているアルバムってどれだっけ?
ロイ:『KARMA』('01)じゃない?
エドゥ:ああ、そうだ! 僕が一番聴いたアルバムだよ。
KAMELOT
「KARMA」
(2000)
——では、ロイが好きなANGRAのアルバムは?
ロイ:“Heroes Of Sand” を去年のライヴで(エドゥと)一緒に歌ったんで、あのアルバムは聴いたことがあるよ。
エドゥ:「REBIRTH」だね!
ロイ:そうだと思う。あれは君が加入して最初のアルバムだったんだっけ?
エドゥ:うん、そうだよ。もう25年も前のアルバムだけど、良い足跡を残すことが出来た。
ロイ:(“Heroes Of Sand” は)歌詞もクールだよね!
エドゥ:あの歌詞はラファエル(・ビッテンコート:g,vo)が書いたんだ。君は正しいよ。あの歌詞はとってもクールだから。ラファエルは素晴らしいコンポーザーだよな。
——来年('26年)は「REBIRTH」のリリース25周年なので、また日本に来て全曲再現をやってもらわないといけませんね?
エドゥ:そうだな。でも、(ソロでの)ニュー・アルバムもリリースされるだろうから、両方をミックスしてプレイしようかな? 「REBIRTH」の周年を祝いつつ、新作のプロモーションもやる。未来と過去の出会い──素晴らしいコンボになるな!!
──新しいソロ名義作は、3部作の最終章になるのですよね? 現時点でどの程度、制作が進んでいるのですか?
エドゥ:8曲分のデモが出来上がっているよ。レコーディングは('26年)2月に行なうことになると思う。スタジオは既にブッキングされているからね。そして、5月にミキシングをやって、アルバム発売は……それはレコード会社の範疇だな。
──「VERA CRUZ」ではポルトガルによるブラジル発見が、「ELDORADO」ではスペインのメキシコ進出が描かれていますが、次作はどうなるのでしょう?
エドゥ:まだあまり詳しいことは言えないな。ただ今回も、フィクションだけど史実に基づいた物語になるよ。ブラジルとヨーロッパについて…とだけ言っておこう。ブラジルで物語が締め括られるというのがメインのアイディアだから。あと、今回は新しいギタリストが曲作りを手伝ってくれている。ヴィクトル・フランコといって、まだ23〜24歳の神童さ!
▲Victor Franco
──そういえば、今回の来日メンバーを確認しないと…と思っていましたが、もしかして、その若いギタリストも一緒に連れて来ていますか?
エドゥ:来てるよ!
──では、誰かが脱けたんですね?
エドゥ:ロベルト・バローズだ。彼は「ソロ・アルバムを作りたい」と言ってきてね。僕は常にツアーを行なっているから、「そろそろ自分のことがやりたい」ということだった。(脱退は)彼が自分で決めたことだよ。でも、ブラジルには素晴らしいミュージシャンが大勢いる。その中で大いに注目されているのがヴィクトルだった。
──どのようにして見つけたのですか?
エドゥ:大勢の人達が話題にしていたんだ。「またブラジルから新しい才能が出てきた!」「とてつもないギタリストだ!!」とね。実は、('25年)7月のサンパウロでの4000人を集めたショウを前に、ロベルトが病気になってしまって…。海で何らかのバクテリアに感染したそうだ。かなり深刻で、彼は「ライヴには参加出来ない」と言っていたよ。でも、もう本番まで20〜30日というタイミングだったから、ヴィクトルに連絡してみたところ、彼は20日間で完璧に準備を整えてきたんだ。それまで大掛りなライヴを行なったことなんてなかったのに…。観客も驚いていたよ。「誰だコイツは…?」「超若いのに凄い!」とね。
しかもヴィクトルは、キコ(・ルーレイロ)によく似ていてさ。地元では “ベイビー・キコ” と呼ばれている(笑)。ホントだよ! 彼がプレイ・スルー動画を公開したら、キコ本人が自身のインスタグラムに「上出来だ! 素晴らしいね!」と投稿したんだ。ヴィクトルの喜びようったらなかったよ。彼は超ハッピーだった。その様子をファン達は、「おい見ろよ、パパ・キコがベイビーに挨拶しているぞ!」と見守っていたのさ。あれは面白かったな。でも、彼は本当にキコによく似ているんだ。
──一方、CONCEPTIONは現在、どういった状況ですか?
ロイ:来年か再来年('27年)、ニュー・アルバムを出すことになるだろう。でも、僕もソロ・アルバム制作に乗り出し、(ソロ・)ライヴもかなりやるつもりだから、しばらくCONCEPTIONはお休みになるかもしれない。今のところ、僕の一番のプライオリティはソロだから…。
──どんな音楽性になりそうですか?
ロイ:KAMELOTとCONCEPTIONを足して、2で割った感じ…と言っておこうかな?(笑) 曲はもうほぼ出来上がっている。KAMELOTを手掛けたサシャ・ピートに制作を依頼するつもりだ。
——バック・メンバーは?
ロイ:まだ決まっていないんだ。でもラッキーなことに、僕には一緒にやれるバンドが幾つもある。ここ日本で共演するエドゥのバンドに、サンパウロでバックを務めてくれたMAESTRICK、それから、今後ライヴを一緒にやる予定のSEVEN SPIRESだ。だから、少なくとも3つの選択肢があるけど、僕の地元に近いヨーロッパのミュージシャンでバンドを組む可能性もなくはない。その件についてのアイディアはまだちゃんとまとまっていないけど、きっと素晴らしい結果になるだろうな。
──エドゥのソロ第3弾に、ロイのソロ・デビューと、'26年は凄いことになりそうですね! 楽しみにしています!!
ロイ:僕もだよ(笑)。
エドゥ:またブラジルでこの(エドゥ&ロイ)パッケージ・ツアーをやって欲しいと言われているんだ。まだどうなるか分からないけど、次の来日公演も含めて、是非とも注目していてくれ…!!
────── LIVE GALLERY ──────
【Roy Kahn】
▲Roy Khan(vo)
1. Intro(SE)〜When The Lights Are Down
2. Soul Society
3. Moonlight
4. The Haunting (Somewhere In Time)
5. Abandoned
6. Memento Mori
7. Center Of The Universe
8. Karma
[Encore]
9. March Of Mephisto
10. Forever(Incl. Endless Rain@X JAPAN)
【Edu Falaschi】
▲Edu Falaschi(vo)
1. Deus Le Volt!(SE)
2. Spread Your Fire
3. Angels And Demons
4. Waiting Silence
5. The Temple Of Hate
6. The Shadow Hunter
7. Winds Of Destination
8. Sprouts Of Time
9. Late Redemption
10. The Glory Of The Sacred Truth
11. Bleeding Heart
12. Pegasus Fantasy (MAKE-UP)
13. SE〜The Ancestry
14. Rebirth
[Encore]
15. In Excelcis
16. Nova Era
17. Gate XIII(SE)
「ELDORADO」
2023年
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