ファビオ・リオーネ擁するATHENA XIXが10月発売のニュー・アルバムからロイ・カーンがゲスト参加した ”I Wish” を先行リリース!

ANGRAのファビオ・リオーネ<vo>が復帰したイタリアのプログレッシヴ・メタル・バンドATHENA XIXが、10月25日に発売されるニュー・アルバム「EVERFLOW PART 1 : FRAMES OF HUMANITY」から新たな先行シングルとして”I Wish”をリリースし、そのリリック・ビデオを公開した。

この曲には、CONCEPTIONのロイ・カーン<vo>がゲスト参加している。

ファビオはこう語る。
「ついに俺とロイが一緒に曲をやれた! 彼がこの曲を気に入って、ATHENA XIXの新作に参加してくれると聞いた時は本当に嬉しかったよ。彼のパートは好きなようにインプロヴァイズしながらレコーディングしてもらったんだ。俺は自分のヴォーカルが入った曲を送って、彼の好きなところに歌を入れてくれるよう頼んだだけ。俺達のコンビネーションは素晴らしくて、2人の声が実にいい感じで組み合わさっている! ファンもきっと気に入ってくれるはずさ! 本当にクールな曲で、俺としてはサビが最高だと思うし、今回のアルバムの中でもベストな曲の1つだ。ロイのヴォーカル・スタイルを考えれば、完璧なチョイスだったね」

ファビオとロイの関係性は、2011年にロイがKAMELOTから脱退した際、ロイの抜けた穴を埋めるためにKAMELOTのツアーに参加したのが、当時RHAPSODY OF FIREに在籍していたファビオだったという過去がある。

ファビオは、1991年にATHENAに加入し、デモ制作を行なうが、アルバムを作る前に脱退。バンドは別のシンガーを迎え入れ、1995年にデビュー・アルバム「INSIDE, THE MOON」をリリースした。その後、ファビオはLABYRINTHでアルバムを1枚残した後、RHAPSODYに加入し、1997年にアルバム・デビューを果たして注目を集めるが、ATHENAからの要請を受けて彼らの2ndアルバム「A NEW RELIGION?」に参加。1998年にリリースされたこの作品は、前作と同様、日本盤も発売された。ATHENAはその後、別のシンガーを迎えて2000年に3rdアルバム「TWILIGHT OF DAYS」をリリースするが、2002年にバンドは解散してしまった。時は流れて2019年、ATHENAは新たなシンガーを迎えて活動を再開。その後、2022年にファビオが再び参加することになり、バンド名をATHENA XIXに改めて、ニュー・アルバムの制作を進めてきた。

今回の「EVERFLOW PART 1 : FRAMES OF HUMANITY」は、24年振りの4thアルバムとなる。

ATHENA XIX
「EVERFLOW PART 1 : FRAMES OF HUMANITY」

2024年10月25日発売

<収録曲>
01. Frames Of Humanity
02. Legacy Of The World
03. The Day We Obscured The Sun
04. The Seed
05. I Wish [feat. Roy Khan]
06. The Calm Before The Storm
07. What You Most Desire
08. The Conscience Of Everything
09. Where Innocence Disappears
10. Idle Mind
11. Synchrolife
12. Inception
13. The Departure

Line-up:
・Fabio Lione - vocals
・Simone Pellegrini - guitars
・Gabriele Guidi - keyboards
・Alessio Sabella - bass
・Matteo Amoroso - drums
 
ATHENA XIX
- Frames of Humanity (Official Music Video)

 
ATHENA XIX
- The Conscience Of Everything (Official Lyric Video)

 

※以下、メーカー・インフォメーションより。

 

イタリアン・パワー・メタル界の伝説的バンド、Athena XIXが23年ぶりのニュー・アルバムをリリース!
ヴォーカリストを務めるのは、ファビオ・リオーネ!
スラッシュ・メタル、プログレ、エレクトロニックをミックスした最強のコンセプト・アルバム。


イタリアのプログレッシヴ・パワー・メタル・バンド、Athena XIX。その結成は91年にまでさかのぼる。当時のバンド名はAthena。ヴォーカリストの座を務めたのは、のちにRhapsody of FireやLabyrinth等で大活躍することになるファビオ・リオーネである。93年にデモを一本発表した後、ファビオは脱退してしまうが、95年に『Inside, the Moon』でアルバム・デビューを果たす。98年には再びファビオをヴォーカリストに迎え、セカンド・アルバム『A New Religion?』をリリース。本作は最強のイタリアン・パワー・メタルの一枚として、世界中のファンから大歓迎された名盤である。だが、その後ファビオはまたまた脱退。バンドは01年にサード・アルバム『Twilight of Days』を発表するも、翌02年に解散。Athenaはイタリアン・パワー・メタルの伝説となってしまった。

だが、そんな彼らは19年に復活。この度Athena XIXとして、そして再びファビオをヴォーカリストに迎え、23年ぶりのニュー・アルバムをリリースする!『Everflow Part 1: Frames Of Humanity』と題された本作について、ファビオは「みんなが驚愕するに違いない」と、大きな自信を覗かせる。スラッシュ・メタル、パワー・メタル、プログレッシヴ・メタルを混ぜ合わせ、エレクトロニックな要素をプラスしたそのスタイルは、23年の時を経てますますパワーアップ。実に力強く、そして深いコンセプト・アルバムに仕上がっている。ファビオの歌唱力については、改めて触れるまでもないだろう。Symphony XやKamelot、Dream Theater, Queensrÿche、Fates Warningあたりのファンならば必聴のアルバムだ!

・ヴォーカルはRhapsody of Fire、Labyrinth等で知られるファビオ・リオーネ。
・23年ぶりのニュー・アルバム。
・98年のセカンド・アルバム『A New Religion?』は、イタリアン・パワー・メタル界最強の一枚とされる名盤。

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