シンフォニック・メタルのパイオニアTHERIONが2024年にメキシコで行なったフル・オーケストラとの共演コンサートを収めたライヴ・アルバム／映像作品「CON ORQUESTA」を2026年１月にリリース（海外）。ステージのハイライトの熱狂を伝えるビデオ・クリップを先行公開！

2024年１月に2007年以来となるフル・オーケストラとの共演コンサートをメキシコ・シティ・アリーナで敢行したTHERION。メキシコ国立交響楽団とのコラボレーションで11,000人の観客を集めたこのコンサートの模様を収めるライヴ・アルバムと映像作品「CON ORQUESTA」が2026年1月30日に“Napalm Records”からリリースされる。

先行公開されたステージのハイライト・パートのビデオ・クリップはこちら。

クリストファー・ヨンソン（g）「これまでのプロジェクトは“THERION goes classic”というアプローチでバンドと交響楽団が対等な立場で協力し、バンドとオーケストラのために新たにアレンジされたTHERIONの楽曲とクラシックの抜粋をそれぞれほぼ50%ずつの割合で取り上げていた。でも今回は別の方法を採用したんだよ。有名なメキシコの指揮者であり作曲家でもある人物に私たちの楽曲の解釈、新しいアレンジの追加、既存のアレンジのオーケストラ拡張を依頼した。さらに新しいイントロと短い間奏も追加された。その結果、オーケストラとの共演でTHERIONの楽曲の真にメキシコらしい解釈が生まれている」

セットリストにはTHERIONのシンフォニックな性質が刻印されたさまざまな時期の楽曲のほか、フレンチ・ポップのカヴァー（マリー・ラフォレの“Mon Amour mon Ami”とシルヴィ・ヴァルタンの“La Maritza”も織り込まれており、THERIONとクリストファー・ヨンソンのジャンルを超えた芸術意識が明快に汲み取られている。