H.E.A.Tのヨナ・ティーとDYNAZTYのニルス・モリーンによるNEW HORIZONの6月発売の新作「CONQUERORS」からニュー・シングル ”King Of Kings” のMVが公開!

H.E.A.Tのヨナ・ティー<key>が、自身のルーツであるパワー・メタルを追究するために立ち上げたプロジェクトNEW HORIZON。2022年の1stアルバム「GATE OF THE GODS」では元H.E.A.Tのエリック・グロンウォールがシンガーを務めていたが、その後、エリックがSKID ROWに加入したため、ヨナはNEW HORIZONの2ndアルバムのために新たなシンガーを見つけなければならなかった。

そこで白羽の矢が立ったのが、ヨナとは以前から友達で、DYNAZTYとAMARANTHEのフロントマンとして活躍しているニルス・モリーンだった。ニルスは、両バンドの忙しい活動の合間を縫ってヨナとの作業を続け、NEW HORIZONのニュー・アルバム「CONQUERORS」が完成した。

6月14日にリリースされるこの「CONQUERORS」から、新たな先行シングル”King Of Kings”がリリースされ、そのMVが公開された。

この第2弾アルバムのリリースがアナウンスされた時、ニルスは次のようにコメントしていた。
「ヨナから『新しいアルバムで歌ってほしい』というメールを受け取った時の俺の最初の反応は『ちくしょう、俺にはそれをやる時間がないんだ』というものだった。でも、彼が取り組んでいた曲を聴かせてもらって、初めてヴォーカルのセッションを数回やってみたら、難なくコラボができたし、アルバムのプランも練ることができて、これはやり遂げなきゃって決心したんだ。『CONQUERORS』は制作中にどんどん成長して、結果的には俺の期待を遥かに上回るアルバムになった。素晴らしいソングライティングとパフォーマンス、そしてサプライズ要素もある作品で、もしメロディック・メタルが好きなら、楽しめるはずさ」

NEW HORIZON
「CONQUERORS」

2024年6月14日発売

<収録曲>
01. Against The Odds
02. King Of Kings
03. Daimyo
04. Shadow Warrior
05. Apollo
06. Fallout War
07. Messenger Of The Stars
08. Before The Dawn
09. Edge Of Insanity
10. Alexander The Great(356-323 B.C)
11. Apollo(acoustic version)*
*日本盤ボーナス・トラック
 
New Horizon
- "Daimyo" - Official Performance/Lyric Video (with Introduction)

 

※以下、メーカー・インフォメーションより。

ヨナ・ティーとエリック・グロンウォール。メロハー・マニアならばこの二人がH.E.A.Tのメンバーとして数々の功績を残したことは良くご存じであろう。しかしエリックは突如2020年にH.E.A.Tを脱退を表明。バンドの成長に多大な貢献をしたエリックの脱退は会心作「H.E.A.T Ⅱ」をリリースした直後だっただけにファンに衝撃を与えた。更に翌年2021年春にエリックは自身が急性リンパ性白血病で療養中であることも公表。アーティスト生命の危機となる状況であったが、彼は根気よく治療を続け、同年秋には完治したことを公表しファンを安堵させた。暫くアーティスト活動は制限されるかと予想される中、突如ヨナと共にバンドNEW HORIZONを始動させ、翌2022年初頭にデビュー作をリリースすることを発表。この黄金のタッグで再び楽曲が聞けることにファンは歓喜した。

デビュー作「Gate Of The Gods」はヨナが大半の楽曲を製作し、大部分の楽器も彼が担当。ゲストとしてH.E.A.T のデイヴ・ダロン(G)、DYNAZTYのラヴ・マグヌッソン(G)、DRAGONFORCEのサム・トットマン(G)らが参加した。世間の大半の予想はH.E.A.T に近いメ作風かと思われたが、蓋を開けてみると大方の予想を裏切る強力なメロディック・パワー・メタル作品だったために、ファンを驚愕させたが、有無を言わせぬ完成度に大好評をもって受け止められた。

しかしファンには更なるサプライズが待ち受けていた、デビュー作のリリースとほぼ同時にエリックのSKID ROW加入が発表されたのである。かねてより影響を公言していた彼が憧れのバンドに加入することは喜ばしい反面、始動したばかりのNEW HORIZONの停滞を意味することとなった。その事態を受け、ヨナは新たなシンガーを探すことを決意。最終的に2代目として白羽の矢が立ったのが、現DYNAZTY、AMARANTHEのニルス・モリーンである。ヨナと同じスウェーデン人かつ両バンドで経験豊富な彼を選んだのはごく自然な流れであった。元々このバンドの初期の構想は複数のシンガーを迎えて制作する予定で、その中にニルスも含まれていたからである。

ニルスを迎えて制作されて本最新作は前作の延長上にあるピュア・メロディック・パワー・メタル作品。彼の歌唱は、まるで何十年もこのバンドで活動してきたかの如く、水を得た魚のようなパワフルで伸びやかなヴォーカルを披露しており、パワー・メタル・ファンの願望を具現化した作品として完成する。

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