ポール・ギルバートが4月発売のカヴァー・アルバム「THE DIO ALBUM」からBLACK SABBATH ”Heaven And Hell” を先行リリース!

ポール・ギルバート<g>が、4月7日にリリースするロニー・ジェイムズ・ディオへのトリビュート・カヴァー・アルバム「THE DIO ALBUM」から、新たなシングルとしてBLACK SABBATH”Heaven And Hell”の音源を公開した。

ポールはこのニュー・シングルについて次のようにコメントしている。
「”Heaven And Hell”はコントラストのメタル旅だ。スローだったり、ファストだったり、ラウドだったり、静かだったり、DIOだったり、SABBATHだったり…次に出てくる言葉は判るよね。とにかく、この曲を構築し直して、ギターを使ってロニー・ジェイムズ・ディオのヴォーカル・メロディに深く入り込む作業は本当に楽しかったよ。みんなも楽しんでくれ!」

5日ほど前、ポールはSNSに下の動画をアップし、「次にリリースされるのはどの曲だか判るかな?」とファンに問い掛けていた。

PAUL GILBERT
「THE DIO ALBUM」

2023年4月7日発売

<収録曲>
01. Neon Knights
02. Kill The King
03. Stand Up And Shout
04. Country Girl
05. Man On The Silver Mountain
06. Holy Diver
07. Heaven And Hell
08. Long Live Rock 'N' Roll
09. Lady Evil
10. Don't Talk To Strangers
11. Starstruck
12. The Last In Line
13. Love Is All*
*日本盤ボーナス・トラック
 
Paul Gilbert
- Holy Diver (The Dio Album)

※1stシングル。
 

※以下、メーカー・インフォメーションより。

最新作はその名の通り伝説的HR/HMバンド「レインボー」や「ブラック・サバス」の元ボーカリストとして知られ、自ら率いたグループ「ディオ」でも活動した“ロニー・ジェイムス・ディオ”からインスパイアされたインストゥルメンタル・カヴァー・アルバム。インストゥルメンタル・ミュージックを熟知しているポールだが、世界的なヴォーカル・メロディを自身のギターによって再現することに、アルバムまる1枚を捧げるというのは未知の領域のように感じられ、彼にとって新たなチャレンジとなった。何故ならディオの声を超えるほど魅惑的な人間の声はないと言っても過言ではなく、またクラシック音楽の精妙な感覚をラウドでヘヴィな音楽へともたらし、究極的にはその後何世代ものロック・シンガ―たちへの青写真を作ったからだ。ひとつひとつに独特の気質やニュアンスが宿る伝説の名高いヴォーカル・ラインをぴったり模倣するという手ごわい課題に挑むということは、ポールの最大の魅力の一つでもある精確なテクニックを捨て去ることも実は含んでいたともいえる。そんなプレッシャーを跳ね除け、見事な作品がここに完成した。

 

アルバムに収録されるのは、「ネオン・ナイツ」や「ロング・ライヴ・ロックンロール」から「ホーリー・ダイヴァー」まで、ディオのキャリアを定義づけた、傑出した12曲(日本盤CDはボーナス・トラック含む全13曲収録)。ポールはディオのしびれるメロディを分析すると同時に、ブラック・サバスのトニー・アイオミ、レインボーのリッチー・ブラックモア、そしてバンドのディオからは、1992年以来イギリスのスタジアム・ロッカー集団、デフ・レパードの一員となっているヴィヴィアン・キャンベルといった素晴らしい才能を持った3人のギター・レジェンドたちへのトリビュートも楽しんだ。

 

ポールは「〈スタンド・アップ・アンド・シャウト〉、〈ネオン・ナイツ〉、〈キル・ザ・キング〉といったメタルのリフを色々弾いているとマジで背筋が震えるんだ、またリッチー、トニー、ヴィヴィアンのギター・パートに鳥肌が立ったのは一度や二度じゃない。これらの素晴らしいリフは曲の鉄桁になっていて、その上に残りのすべてが成り立っているんだ」と語っている。さらに「これほどメタルのリズム・ギター・プレイに深くのめり込んだのは久しぶりだった。これらの曲のギター・ソロはまるで遠くの山の頂上から聞こえてくる叫び声だった。リッチーとトニーとヴィヴィアンは息を呑むほど高い基準を設定していたんだ」とも述べている。

 

ポールがドラム以外すべての楽器を担当した今作は、ロニー・ジェイムス・ディオを正真正銘のロックンロール・レジェンドにならしめた楽曲への最も精密なトリビュートであることは疑いもなく、今はなきシンガーのエッセンスに真の意味で焦点を合わせ、エネルギーと感情を余すところなくとらえるため、ポールはメロディの多くをフレーズごとに詳細に分析し、曲に全身全霊を捧げた。

 

最後にポールはディオについてこう語っている。

「彼も“世界は人の目をくらませ夢を盗んでしまう王と女王であふれている”と歌っていたように、天国と地獄(Heaven and Hell)だよ!ありがとう、ロニー。ロックンロールよ永遠なれ(Long Live Rock ‘n’ Roll)」

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