根強い人気を誇るNWOBHMバンドのSATANが4月1日にニュー・アルバムをリリース! 先行シングルのMVが公開中!
NWOBHMの時代にデビューした英国のヴェテランSATANが、約4年振り6枚目のスタジオ・アルバムとなる新作「EARTH INFERNAL」を4月1日にリリースする。(日本盤は4月6日発売)
先頃、このニュー・アルバムから2曲目の先行シングル”From Second Sight”がリリースされた。
今回のアルバムについて、バンドは次のようなコメントを発表している。
「世界を見渡してみると、陰謀論がいくつもあって、何百万という人々がそれらを信じている。科学の否定はとても危険な傾向だ。それ自体は今に始まったことじゃないが、最近はすでに証明済みの事実に見切りをつけて、自分の都合に合えば2+2=5みたいなことさえ信じようとする人々がやたら増えている。権威への信頼は常に低下している。人々が目を覚まして、この地球上で最も賢い人類への忠誠心を持つようにならなければ、世界はすぐさま混沌に陥るだろう。確立された専門知識が勝たないのであれば、我々はもう種として終わっている」
また、ラス・ティッピンズ<g>はこう語る。
「この2年間、世界は政治とパンデミックに気を取られていたけど、我々がよそ見をしている間に地球の温度は上昇し続けてきて、今や地獄のように暑くなっている。もうほとんど元に戻せないくらいにね。我々は地獄への片道切符を手に、子供たちを道連れにして突き進んでいる。そう、SATANは地球温暖化について言うべきことがあるんだ」
「スティーヴ(ラムゼイ/g)と俺は、ツイン・ギターをいつものハーモニーではなくユニゾンでプレイすることについてしばらく話し合っていてね。確かに、今回もお馴染みのツイン・ハーモニーはたっぷり使われているけど、2曲ではユニゾンでリード・ギターを弾いてみたんだ。(LYNYRD SKYNYRDの)”Free Bird”における(ゲイリー)ロッシントンと(アレン)コリンズのソロみたいにね」
「EARTH INFERNAL」
2022年4月6日発売(海外は4月1日発売)
<収録曲>
01. Ascendancy
02. Burning Portrait
03. Twelve Infernal Lords
04. Mercury’s Shadow
05. A Sorrow Unspent
06. Luciferic
07. From Second Sight
08. Poison Elegy
09. The Blood Ran Deep
10. Earth We Bequeath
Line-up:
Brian Ross - Vocals
Russ Tippins - Guitar
Steve Ramsey - Guitar
Graeme English - Bass
Sean Taylor - Drums
※以下、メーカー・インフォメーションより。
NWOBHM時代からその名を知られる重鎮
往年のキレを取り戻したシャープな演奏が光る4年振りの最新作!
■1979年に英国ニューカッスル・アポン・タインで結成。NWOBHMムーヴメントの真っ只中で疾走感溢れるツイン・リードとメロディアスな楽曲を聴かせて頭角を現す。1983年の1stアルバム『Court In The Act』は不朽の名作として高く評価され、後のスピード・メタル/スラッシュ・メタルにも大きな影響を与えた。メンバー・チェンジに伴いBLIND FURYやPARIAHと改名しながら数枚のアルバムをリリースし1989年に解散。別名義での再始動や2000年代初頭のフェス参加を経て2011年にSATANとして正式に再結成を果たした。
■本作は前作『Cruel Magic』から4年振りとなる最新作。今回もバンドの地元ニューカッスル・アポン・タインのスタジオで制作を実施。2020年10月から取り掛かったものの、感染症対策としての英国全土でのロックダウンで全作業がストップ。2021年春から再開を試みるがレコーディング・エンジニアが危篤状態で入院、続いてメンバーの怪我、その2人が復帰した段階でスタジオのシステムが落ちるという、数々の困難を乗り越えた上で完成させた。
■再結成再始動から一定の時間が経っているが、やはり1stアルバム制作時のメンバー構成がベストと思わせる演奏と楽曲が熱い。昨今の世界的な状況をバネに成長と熟練で全てを次のレベルに引き上げ、完全復活を演出している。
「EARLY RITUALS」
2020年
この記事へのコメントはまだありません
RELATED POSTS
関連記事
LATEST POSTS
最新記事