ANNIHILATORがデイヴ・ロンバードとステュー・ブロックを起用した新作「METAL II」からVAN HALENのカヴァー ”Romeo Delight” のMVを公開!

ジェフ・ウォーターズ<g>率いるカナダのANNIHILATORが、2月18日にリリースされる新作「METAL II」からの2ndシングルとして、VAN HALENのカヴァー”Romeo Delight”のMVを公開した。

「METAL II」は、2007年発表の「METAL」をデイヴ・ロンバード<ds:SLAYER, SUICIDAL TENDENCIES>とステュー・ブロック<vo:ICED EARTH, INTO ETERNITY>を起用してリレコーディングした作品として話題となっている。

オリジナルの「METAL」では、アレキシ・ライホ、マイケル・アモット、アンジェラ・ゴソウ、ジェフ・ルーミス、イエスパー・ストロムブラード、リップス(ANVIL)ら多くのミュージシャンが1曲ずつゲスト参加していたが、それら豪華ゲスト陣のテイクはそのまま残されている。

”Romeo Delight”のオリジナルが収録されているVAN HALENの3rdアルバム「WOMEN AND CHILDREN FIRST」(1980年)は、ジェフ・ウォーターズにとってとても印象的な作品だったようで、次のように語っている。
「あのアルバムには特別なものがあった。ブルータルなアティテュードとデイヴィッド・リー・ロスの仕切るパーティーが合体したような感じでね。あれがリリースされたときのことを思い出してみなよ。俺の考えでは、”Romeo Delight”はVAN HALENの曲の中で一番ヘヴィな曲だし、ケリー・キングもそう言ってたよ。アルバム・カヴァーの写真もインパクトがあった。緑色のカヴァーで、バンドがポーズを決めてる写真があるんだけど、その写真をカヴァー全体に拡大するんじゃなくて、3分の1のサイズにトリミングして、その周りはすべて緑色にしてあった。俺はそのカヴァーの表と裏の写真を何時間も見つめていたよ。エディ(ヴァン・ヘイレン)はある意味、第二の父親みたいなものだった。何百万人もの人がそう感じてるだろうし、当時からのファンだけが理解できる感覚だろうけどね」

「エディのプレイ、曲作り、パフォーマンス、そして笑顔には誰も敵わない。誰もね。彼は素晴らしいソングライターであり、リード・ギターの革新者であり、天才的なリズム奏者であり、機材の帝国を築くことができた。彼はチャンスを掴んで、彼独自のことをやった。それが上手くいったんだ。人類が音楽を好きでいる限り、何百万人もの人達が彼の死を悼むだろう。でも一方で、我々は彼を祝福し続ける。ミュージシャン達が”EVHの影響を受けた音楽の遺伝子”を後世に伝え続けることによってね」

ANNIHILATOR
「METAL II」

2022年2月18日発売

<収録曲>
01. Chasing The High (ft. Willie Adler)
02. Downright Dominate (ft. Alexi Laiho)
03. Army Of One (ft. Steve "Lips" Kudlow)
04. Couple Suicide (ft. Danko Jones and Angela Gossow)
05. Heavy Metal Maniac (ft. Dan Beehler and Allan Johnson)
06. Haunted (ft. Jesper Strömblad)
07. Romeo Delight
08. Detonation (ft. Jacob Lynam)
09. Clown Parade (ft. Jeff Loomis)
10. Smothered (ft. Anders Björler)
11. Kicked (ft. Corey Beaulieu)

※こちらは1stシングルの”Downright Dominate”。オリジナルのアレキシ・ライホ<g>のテイクは残されている。

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