ANNIHILATORが2007年の「METAL」をデイヴ・ロンバード、ステュー・ブロックと共に録り直し、「METAL II」として来年2月に発売！ 第1弾MVが公開中！

ANNIHILATOR
– DOWNRIGHT DOMINATE (feat. Alexi Laiho, Dave Lombardo & Stu Block) - Official Video

ジェフ・ウォーターズ<g>率いるカナダのメタル・バンドANNIHILATORが、2007年発表の「METAL」をデイヴ・ロンバード<ds:SLAYER, SUICIDAL TENDENCIES>とステュー・ブロック<vo:ICED EARTH, INTO ETERNITY>を起用してリレコーディングしたアルバム「METAL II」を2022年2月4日にリリースすることが発表された。

同作からの第1弾ミュージック・ビデオとなる”Downright Dominate”がすでに公開されている。

ANNIHILATORはこの「METAL II」を皮切りに、その後の数週間で18枚の作品を様々なボーナス素材を追加して再発していく予定だという。

もともと「METAL」ではリード・ヴォーカルをデイヴ・パッデン、ドラムをマイク・マンジーニ（DREAM THEATER）が担当していたが、今回はそれらのトラックをステュー・ブロックとデイヴ・ロンバードが新たに録音し直している。

また、このアルバムにはアレキシ・ライホ、マイケル・アモット、アンジェラ・ゴソウ、ジェフ・ルーミス、イエスパー・ストロムブラード、リップス（ANVIL）ら多くのミュージシャンが1曲ずつゲスト参加していたが、それら豪華ゲスト陣のテイクはそのまま残されている。

「METAL II」についてジェフ・ウォーターズは次のように語っている。
「世界で最も偉大なエンジニア／ミキサーの1人であるマイク・フレイザーがこの作品のミックスを担当する最初の候補だった。彼はアルバム作りのためではなく、14人以上のプレイヤーが2006年と2021年に録音しトラックをミックスするために起用されたから、それはチャレンジングなことだったよ。彼とはまた一緒に一からアルバムを作ることを約束したんだ」

「デイヴは俺の大好きなSLAYERのメンバーだった人だし、その後もMISFITS、SUICIDAL TENDENCIES、DEAD CROSS、MR.BUNGLE、その他多くの様々なバンドやプロジェクトでプレイして、進化し続けている。彼と同じレコードに参加できて光栄だよ。今回、彼は「REIGN IN BLOOD」（SLAYERの1986年のアルバム）のライド・シンバルを使ってるんだ。そう、あの名盤で聴ける本物のライド・シンバルさ」

「ステューは、INTO ETERNITYで彼の歌を聴いて以来、ANNIHILATORのシンガーになってほしいと思ってたんだけど、そのチャンスは一度もなかった。彼は（ブルース）ディッキンソンや（ロブ）ハルフォードみたいなアイコンからマイクを奪い取っている次世代の素晴らしいヴォーカリストの1人だよ。俺と彼の道はずっと前に交差しているべきだったけど、今こうして実現したよ」

「”Downright Dominate”で聴けるアレキシ・ライホのシュレッディングとVAN HALENのカヴァー”Romeo Delight”は以前にレコーディングされたものだけど、新たにステューとデイヴに加わってもらったことで、この『METAL II』は今は亡き2人のギター・ヒーローへのトリビュート作品としても相応しいものになったと思えるんだ。エドとアレクシーよ、安らかに」