レスリー・ウェストのトリビュート・アルバムが来年3月リリース！ ザック、イングヴェイ、スラッシュ、マーティ、ポートノイら豪華ミュージシャンが多数参加！

2020年12月に他界したMOUNTAINのレスリー・ウェスト<vo,g>の功績を讃えるトリビュート・アルバム「LEGACY:A TRIBUTE TO LESLIE WEST」が2022年3月25日に『Provogue Records / Mascot Label Group』からリリースされることが発表された。

ザック・ワイルド、イングヴェイ・マルムスティーン、スラッシュ、マーティ・フリードマン、ジョージ・リンチ、スティーヴ・モーズ、マイク・ポートノイ、ジョー・リン・ターナー、ディー・スナイダーら豪華ミュージシャンが多数参加したこのアルバムから、ザックによる”Blood Of The Sun”の音源が公開されている。

アルバムのリズム・パートの大半は、長年LESLIE WEST BANDでプレイしていたレヴ・ジョーンズ<b>とボビー・ロンディネリ<ds>が担当している。

ディー・スナイダーは自身が参加した”Theme For An Imaginary Western”についてこう語る。
「レスリーはヒーローであり、友人であり、素晴らしい男であり、ギターの神だった。いつもこの曲を歌いたいと思っていた。俺のお気に入りのレスリー・ウェストのギター・ソロが入ってるのがこの曲なんだ。この曲は俺の心に響いて、多くのことを語りかけてくる。このトリビュート・レコードで歌う機会を得られて光栄だよ」

1945年に米ニューヨーク州に生まれたレスリー・ウェストは、1969年からMOUNTAINを率いて活動。その巨体から繰り出されるスケールの大きなヴォーカルとブルージーかつメロディアスなギターで世界中のロック・ファンを魅了した。特にそのギター・プレイはあのマイケル・シェンカーやエディ・ヴァン・ヘイレンにも大きな影響を与えた。70年代以降、MOUNTAINは何度か解散・再結成を繰り返したが、ウェストはソロ・アーティストとしても成功。2011年には糖尿病による合併症のため右足切断を余儀なくされたが、その後も精力的にレコーディングやライヴ活動を続けていた。2020年12月23日に心不全を起こして病院に搬送され、そのまま意識は戻らず、75歳でその生涯を終えた。