HEARTのナンシー・ウィルソンがエディ・ヴァン・ヘイレンへのトリビュート曲”4 Edward With Love”の動画を公開!
Nancy Wilson
- 4 Edward with Love
HEARTのナンシー・ウィルソン<g,vo>は今年5月にリリースした初のソロ・アルバム「YOU AND ME」の中に、エディ・ヴァン・ヘイレンへのトリビュート曲”4 Edward”を収録していたが、先頃エディの1周忌のタイミングで同曲の拡張ヴァージョン”4 Edward With Love”の演奏動画を公開した。
ナンシーはエディとの思い出について、次のように語っている。
「VAN HALENとは主に80年代前半に共演したわ。フェスティヴァルで一緒になったり、彼らのサポート・アクトを務めたりしてね。あの兄弟は制御不能で、いつも暴走していた。私達にかなり悪い影響を与えていたのよ」
「あるとき、エディから『君のアコースティック・ギター・プレイが大好きなんだ』って言われてね。私が『ありがとう。あなたみたいな人からそう言われたら、もうそれがすべてよ。でも、どうしてあなたはアコースティック・ギターを弾かないの?」と言うと、『俺はマジでアコースティック・ギターは持ってないんだ』って。だから私は『じゃあ、私が今ここで1本あげるから』って言ったの。翌朝、ホテルの部屋の電話が鳴ると、それはエディからでね。「君にこれを聴いてほしいんだ。いいか、聴いてくれよ。聴いて聴いて!」って言うから、私は「判ったから」って答えた。まだ寝ぼけてたけどね。でも、彼が電話口でプレイしてくれたのは、クラシックの要素があるアコースティックのインストゥルメンタルで、中間部はロックになって、最後にまた美しいメロディがある、とても美しい曲だったわ。ということで、エディに最初のアコースティック・ギターをあげたのは私だったわけ。その曲はどこかに録音されているはずだから、今後たぶん日の目を見るんじゃないかな」
「私がやりたかったのは、ホテルの電話越しに忘れられない曲をプレイしてくれたエディに恩返しをしたかったの。この私の曲は1分半くらいの曲で、とてもクラシックな感じで始まって、ロックな感じに展開していく。曲の構成は、私の記憶に漠然と残っているエディが私に弾いてくれた曲にとても近いの。私はこの曲をとても誇りに思っているわ」
「YOU AND ME」
2021年
<収録曲>
01. You And Me
02. The Rising
03. I'll Find You
04. Daughter
05. Party At The Angel Ballroom (feat. Duff McKagan & Taylor Hawkins)
06. The Boxer (feat. Sammy Hagar)
07. Walk Away
08. The Inbetween
09. Dreams (feat. Liv Warfield)
10. The Dragon
11. We Meet Again
12. 4 Edward
13. On The Way*
14. The Rising(radio edit)*
*日本盤ボーナス・トラック
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