QUEENサウンドの生みの親として知られる
名プロデューサー、ロイ・トーマス・ベイカーが他界
長年にわたってロックの世界に華と親しみやすさをもたらしてきた名プロデューサーのロイ・トーマス・ベイカーが2025年4月12日、米国アリゾナ州レイクハバスシティの自宅で死去した。享年78。
ロイ・トーマス・ベイカーは1946年、英国ロンドン生まれ。70年代以降英米両方の音楽シーンでパワフルなロックらしさと実験意欲やポップな大衆感覚の自然な融合に関してバンドに適切な方法を与えてくれるサウンド・エンジニア出身の敏腕プロデューサーとして重用された人物で、あのユニークなQUEENサウンドやTHE CARSのアーティスティックなパワー・ポップ・サウンドの基礎をバンドと共に創り上げたことが最もよく知られているほか、ロック/ポップ・ミュージックにおけるその功績はJOURNEY、FOREIGNERからPILOT、イアン・ハンターなどなど枚挙にいとまがない。
ここでは彼のキャリアのなかではちょっと意外に思えなくもないハード・ロック/ヘヴィ・メタル方面の仕事をいくつか振り返りながら、にぎやかに彼を偲ぶことにしよう。



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