訃報:元TROUBLEのエリック・ワグナーが新型コロナウイルス感染による肺炎で死去

ドゥーム・メタルの先駆的バンドであるTROUBLEのオリジナル・シンガーで、2012年からはTHE SKULLを率いて活動していたエリック・ワグナー<vo>が、新型コロナウイルスによる肺炎のため8月22日に亡くなった。62歳だった。

この悲報はエリックの息子ルーク・ワグナーがSNSを通じて発表したもの。

先週、THE SKULLはフェイスブックで、コロナウイルス検査で陽性判定を受けた4人のメンバーのうち3人は順調に回復しているもののエリックだけは状態が良くないことを発表。8月17日付けの投稿で「今週の木曜日(8月19日)の『PSYCHO LAS VEGAS』フェスティヴァルには出演できなくなりました。エリック・ワグナーの症状が悪化して、昨日肺炎のため入院したんです。他のメンバーは検査で陰性でした。彼のためにポジティヴな思いと言葉が助けになります」と報告していたが、それから1週間も経たないうちにエリックは帰らぬ人となってしまった。

エリックはワクチン接種を受けていなかったとされているが、ワクチン未接種者がコロナウイルスに感染した場合はワクチン接種を受けた人よりも症状が重篤化しやすいことは今では広く知られている。

今回の訃報を受け、かつてTROUBLEやTHE SKULLでエリックと活動を共にしていたチャック・ロビンソンを始め、CATHEDRALのリー・ドリアン、PARADISE LOSTのニック・ホルムズなど、数多くのミュージシャンや業界関係者が追悼メッセージをアップしている。

謹んでご冥福をお祈りいたします。
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