訃報:KANSASのヴァイオリン奏者/シンガーとして活躍したロビー・スタインハートが死去

アメリカのプログレッシヴ・ハード・ロック・バンドKANSASのヴァイオリン奏者/シンガーとして活躍したロビー・スタインハートが7月17日、敗血症のため入院していた病院で亡くなった。71歳だった。

訃報は奥さんのシンディさんがフェイスブックで報告したもので、ロビーは今年5月13日に急性膵炎で入院した後、その日の夜に急性敗血症性ショックに陥り、生命維持装置につながれて”非常に深刻な状態”になったが、そこから2ヵ月間、病気と闘った。その後、7月17日に退院してリハビリ施設に移ることになっていたが、その当日に再び敗血症に見舞われ、米フロリダ州タンパの病院で息を引き取った。

この訃報を受けて、ロビーがかつて在籍したKANSASはフェイスブックに以下のコメントをアップした。
「KANSASの現・元メンバー達は、バンドメイトであり友人でもあるロビー・スタインハートの死を深く悲しんでいます。ロビーは常に我々の魂、心、そして音楽の中に生き続けています。彼がバンドメイトとして我々に与えてくれたもの、コンサートに来てくれたファンに与えてくれたもの、そしてKANSASのサウンドにもたらしてくれたものは、これからもみんなの心に響いていくでしょう。我々は彼を愛していますし、彼の不在を常に寂しく思います」

ロビー・スタインハートはKANSASの創設メンバーとして1974年にデビュー。クラシック音楽、ブルーズ、フォークなど多彩な要素を取り入れたドラマティックなプログレッシヴ・ハード・ロック・サウンドで高く評価され、大柄な体格に長髪&ヒゲの風貌で叙情的なヴァイオリンを奏でるロビーのパフォーマンスはバンドのトレードマークにもなった。1982年にKANSASを脱退した後は、STEINHARDT-MOONを立ち上げて活動。1997年にKANSASに復帰した後は、2006年にバンドを再脱退するまで、精力的なライヴ活動を行ない、新作もリリースした。KANSAS脱退後も独自に音楽活動は続けており、最近はソロ・アルバムを制作中で、今年後半にリリース予定だっという。

謹んでご冥福をお祈りいたします。
Kansas
- Dust in the Wind (Live from Canada Jam)

※世代を超えて親しまれているKANSASの大ヒット・バラード。オリジナルは「POINT OF KNOW RETURN」(1977年)に収録。

 
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