KANSASのフィル・イハートが心臓発作を起こし50周年ツアーから離脱
アメリカン・プログレ・ハードのヴェテランKANSASのオリジナル・メンバーで、リーダー的存在でもあるフィル・イハート<ds>が、重い心臓発作を起こしたため、その治療と回復に取り組む間、ライヴ活動から離れることが発表された。
バンドは昨年6月から結成50周年記念ツアーを行なっているが、3月1日の米ヴァージニア州リッチモンド公演からは、フィルの代役としてエリック・ホルムクイストがドラマーを務める。フィルの弟子/ドラム・テックとして20年以上働いてきたエリック・ホルムクイストは、2016年にフィルが体調を崩した際に代役を務めたことがあり、また、2022年~2023年にフィルが腕の故障のリハビリを行なっていたため、50周年記念ツアーでショウの前半のドラムを担当していた時期もあった。
ということで、3月1日以降のKANSASは、ロニー・プラット<vo,key>、リッチ・ウィリアムズ<g>、ビリー・グリア<b>、エリック・ホルムクイスト<ds>、トム・ブリスリン<key>、2023年5月に加入したジョー・デニンゾン<violin,g>の6人でツアーを続けていく予定。
なお、フィルの復帰時期はまだ見えない状況だが、療養中もこれまでどおりバンドのマネージャー業務はこなしていくとのこと。
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