セバスチャン・バックが「SLAVE TO THE GRIND」30周年記念ツアーを発表! SKID ROWもアルバム再現ライヴで対抗!

**Slave To The Grind 30th Anniversary Tour Starts THIS OCTOBER 2021**


元SKID ROWのセバスチャン・バック<vo>が、バンドの2ndアルバム「SLAVE TO THE GRIND」(1991年)の30周年を記念して、今秋にアメリカ・ツアーを実施することを発表。10月にスタートするこのツアーでは、全公演でアルバムの全曲が演奏される。
レコード・ストア・デイを翌日に控えた6月11日、セバスチャンは2020年のレコード・ストア・デイに登場した「SLAVE TO THE GRIND」の最新ビニール盤の開封動画をアップし、その中で次のように語った。
「30年前の今日、『SLAVE TO THE GRIND』はビルボードのアルバム・チャートで初登場1位を獲得した史上初のヘヴィ・メタル・アルバムになった。俺の父親は『Atlantic Records』の依頼を受けて、このアルバムのジャケットの絵を描いたんだよ。その絵は30年前からずっと俺の部屋の壁に飾ってある」

またセバスチャンは、「SLAVE TO THE GRIND」の最新ビニール盤を開封しながら、「いつの日か俺達がバンドとしてまとまって、ファンにふさわしいもの、つまりオリジナルのマスター・テープから制作した適切なリリースを提供できるかもしれないけど、それまではオリジナル・プレスのビニール盤を探してくれよ。見つけるのは簡単じゃないだろうけどね」と語り、将来的なリユニオンにも軽く触れた。

一方、その2日後の6月13日、レイチェル・ボラン<b>率いるSKID ROWは、7月11日のカリフォルニア州コーニングの『The Amphitheater at Rolling Hills Casino And Resort』でのライヴで「SLAVE TO THE GRIND」のアルバム完全再現を行なうことを発表した。当日は、同じく2ndアルバム「CHERRY PIE」が30周年を迎えるWARRANTが対バンを務め、スペシャル・ゲストとしてWINGERとAUTOGRAPHが出演するということで、80年代ポップ・メタルのファンにとって注目すべきイベントとなっていた。

ちなみに、SKID ROWはセバスチャンの後任シンガーとして2000年に加入したジョニー・ソリンガーを2015年に解雇した後、元TNTのトニー・ハーネルが短期間在籍したこともあったが、2017年初頭からは元DRAGONFORCEのZPサートがフロントマンを務めている。
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