SKID ROWの2006年アルバム「REVOLUTIONS PER MINUTE」がリマスター初ヴァイナル化再発。収録曲
“Disease”の新規制作リリック・ビデオ公開

エリック・グロンウォールの脱退(2024年)以降はリジー・ヘイル(HALESTORM)を臨時シンガーとしてツアーを乗り切るなどしたもののいまだ正式なフロントマン決定を発表していないSKID RAW。そんななか、ジョニー・ソーリンガーがヴォーカルを務めていた時代2006年に発表された5作目「REVOLUTIONS PER MINUTE」のリマスター盤がヴァイナル・フォーマット・オンリーで発売され、同作のトップを飾っていた“Disease”の新規制作リリック・ビデオが公開された。

「REVOLUTIONS PER MINUTE」はSKID ROWがソーリンガーを迎えて99年に再結成した体制の第2弾アルバムにあたり、かつて1・2作目を手掛けたマイケル・ワグナーをプロデューサーに迎えて表舞台への復帰を狙った入魂の作品だったが、時代の空気に合わなかったのか鳴かず飛ばずの成績に終わってしまった悲運のアルバム。こののち彼らはエリック・グロンウォールを迎えての2022年発表「THE GANG'S ALL HERE」までアルバム制作から距離を置くことになり、ソーリンガーは2015年にSKID ROWを去って2021年に病没してしまった。

さらに時代が変わり、2022年作品「THE GANG'S ALL HERE」は全米チャート成績こそ無風だったものの欧州圏などでそこそこの成功を収め、ツアー成績も上向きになっているいま、悲運のアルバムを冷静に再評価する機会が訪れる。

REVOLUTIONS PER MINUTE
〈REMASTERED REISSUE〉
SKID ROW
「REVOLUTIONS PER MINUTE」(輸入盤LP)

Ear Music

 
A1. Disease
A2. Another Dick In The System
A3. Pulling My Heart Out From Under Me
A4. When God Can't Wait
A5. Shut Up Baby, I Love You
A6. Strength
B1. White Trash
B2. You Lie
B3. Nothing
B4. Love Is Dead
B5. Let It Ride
B6. You Lie (Corn Fed Mix)

ソーリンガー在籍時のライヴ映像(オーディエンス撮影)はこちら。

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