訃報:WHITESNAKEのMVやRATTのアルバム・カヴァーに登場した女優で、デイヴィッド・カヴァデールの元妻でもあるタウニー・キティンが59歳で死去
Whitesnake - Here I Go Again '87 (Official Music Video)
80年代にWHITESNAKEのMVやRATTのアルバム・カヴァーに登場した女優/モデルのタウニー・キティン(Julie E. “Tawny” Kitaen)が5月7日、カリフォルニア州ニューポートビーチの自宅で亡くなった。享年59。死因は明らかにされていない。
1961年にカリフォルニア州サンディエゴで生まれたキティンは、80年代初期からモデルとしてのキャリアをスタートさせ、テレビCMなどにも出演。当時RATTにいた故ロビン・クロスビーとは高校時代から恋愛関係にあり、RATTのデビューEP「Ratt」(1983年)とデビュー・アルバム『Out of the Cellar』(1984年)のカヴァー・モデルに起用され、「Back for More」のMVにも出演していた。
『Out of the Cellar』
(1984年)
80年代後半には、WHITESNAKEの「Here I Go Again」「Still of the Night」「Is This Love」「The Deeper the Love」「Fool for Your Loving」といったヒット曲のMVに出演し、デイヴィッド・カヴァデールと1989年から1991年まで結婚していた。
音楽関係以外でも、1984年の映画『Bachelor Party』でトム・ハンクスの恋人役を演じたほか、90年代から2000年代にかけて、TVシリーズ『The New WKRP in Cincinnati』(1991~1993)や、リアリティ番組の『America’s Funniest People』や『The Surreal Life』にも出演するなど、幅広く活躍していた。
今回のキティンの訃報を受けてデイヴィッド・カヴァデールは「とても悲しく、また思いもよらないニュースで目が覚めた。確認を取っているところだが、もしこれが事実だとしたら、彼女の子供たち、ご家族、友人たち、ファンの皆さんにお悔やみを申し上げます」とコメントしている。
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