ノルウェーのプログレッシヴ・エクストリーム・メタル先鋭ENSLAVEDがネイティヴ・アメリカン長老とのコラボレーション曲“Spirit Helper”をシングル・リリース(海外)。スピリチュアル・フィーリング増量!
ヴァイキング・メタルの始祖を自負するノルウェイジアン・エクストリーム・メタル・バンドからいまでは独自の神秘的プログレッシヴ/ポスト・メタル・バンドへと変身を遂げなおも進化を続けるENSLAVEDがニュー・シングル“Spirit Helper”をリリースした。
今回のシングルは北米先住民族ブラックフット族出身の著名な教育者にしてブラックフットの言語と文化の継承者として活躍するケヴィン・キッキング・ウーマン長老によるネイティヴ・アメリカン詠唱をフィーチュアしたインストゥルメンタル曲で、本年2026年3月にノルウェーの勇壮な男声コーラス隊STORM WEATHER SHANTY CHOIRとの共演EP「ENSLAVED & STORM WEATHER SHANTY CHOIR」を発表したのに続くコラボレーション・シリーズの第2弾。
幻想の世界に誘うヴィジュアライザーが公開された。
イーヴァル・ビョルンソン(g, keys)「ケヴィンが聞かせてくれるのは伝統的な朝の祈りの歌、とても個人的でスピリチュアルな曲だよ。彼はその曲をわたしたちの新しい楽曲の土台として惜しみなく託してくれたんだ。わたしはその行為に対する責任を即座に認識した。たんにケヴィンの提供してくれた曲を土台にするのではなく、音楽そのものを彼の歌にすでに宿っている脈動・リズム・精神に順応させることこそが重要と考えた。その後数ヵ月にわたり、私たちはこれらの世界が自然に共存できる音楽的言語を見出すべく取り組んだ。このプロセスはケヴィンとのコラボレーションそのものだけでなく、プロジェクトを取り巻く幅広いコミュニティから寄せられた励まし、対話、そして寛容さによっても導かれたんだ。わたしたちにとってこの曲は、異なる背景を持つアーティスト間のコラボレーション以上のものを象徴している。人々が心を開いて出会い、注意深く耳を傾け、その出会いによって自らを変容させることを許したときにどんなことが起き得るかを映し出している。“Spirit Helper”は過去と現在、伝統と人々、そして霊的な世界と人間の世界とのつながりを歌った曲なんだ。ENSLAVEDがこれまで歩んできたなかで最も意義深い音楽的旅路のひとつとなった」
ENSLAVED (feat. Kevin Kicking Woman)
“Spirit Helper”(Amazon Mp3)
Nuclear Blast Records
2026年
ちなみにコラボレーション第一弾「ENSLAVED & STORM WEATHER SHANTY CHOIR」からの“Fire Marengo”のリリック・ヴィデオはこちら。
このような音楽性の拡張を含む猛烈な進化とスピリチュアリズムへの傾倒が現在のENSLAVEDならではのキャラクターだが、以前の姿を知らない方には“北欧エクストリーム・メタルの先鋭”“ヴァイキング・メタルの始祖”という称号が信じられなくて当然の過激な進化ぶりなので、あらためて彼らのエクストリーム・メタル/ヴァイキング・メタル・サイドも振り返っておこう。初期ナンバー(1994年発表2作目「FROST」収録)でいまでもライヴ・レパートリーに残っている“Fenris”の2020年ライヴ映像はこちら。
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