ブラック・メタルのオリジネイターとして知られるMAYHEMの狂乱の青春を描いた実録映画『ロード・オブ・ カオス』が2021年3月26日(金)より公開

悪魔崇拝主義を標榜し、過激なライヴ・パフォーマンスとコープス・ペイントで、ブラック・メタルのオリジネイターとして知られるMAYHEMの実録映画『ロード・オブ・ カオス』が2021年3月26日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて公開される。

悪魔崇拝主義を標榜し、過激なライヴ・パフォーマンスとコープス・ペイントで、ブラック・メタルのオリジネイターとして知られるMAYHEMの実録映画『ロード・オブ・ カオス』が2021年3月26日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて公開される。

主人公のユーロニモスを演じたロリー・カルキンは、あの『ホーム・アローン』シリーズで一世を風靡したマコーレー・カルキンの実弟。ロリーは準備に1年を費やし、ユーロニモス役になり切った。シンガーのデッド役は、ヴァル・キルマー（『トップガン』『ドアーズ』等）の息子に当たるジャック・キルマー。彼は、オジー・オズボーンのソロ11thアルバム『ORDINARY MAN』（2020年）の先行シングル「Under The Graveyard」のMVで、若き日のオジーに扮して話題を呼んだ。

<ストーリー>
1987年、ノルウェー・オスロ。19歳のギタリスト、ユーロニモスは、シンガーのデッド達と共に「真のブラック・メタル」を追求する全く新しいバンド、MAYHEMの活動に熱中していた。デッドは、ライヴ中に自らの身体を切り刻み、観客にその血をかけた上、豚の頭を投げる等の行為を繰り返し、MAYHEMはその過激さも相まって熱狂的にブラック・メタル・シーンに受け入れられる。しかしある日、デッドはショットガンで頭をブチ抜き、自殺を果たした…。発見者のユーロニモスは、親友の脳漿が飛び散った遺体の写真を撮り、頭蓋骨の欠片を友人らに送付し、喧伝することでカリスマ化。レコードショップ「ヘルヴェテ（地獄）」を根城に、「誰が一番邪悪か」を競い合うインナー・サークルを作り、王として君臨するようになる。ところが、メンバーのヴァーグが起こした教会放火事件を景気に、主導権争いは激化。歯止めが効かなくなった果て、当事者達ですら想像し得なかった狂乱が待ち受けていたのだった……。