CHEAP TRICKが“最後の武道館公演”の短編ドキュメンタリー・フィルムを公開。日本のファンの熱い声の数々！

“日本でのフェアウェル公演”と銘打った来日コンサートを終え「とてもフェアウェルとは思えない」との感想が各所から聞こえてくるCHEAP TRICKが、彼らの価値を世界で最初に認めた日本のファンにフォーカスしたショート・フィルムを作成してYouTube公式チャンネルに公開している。

この来日公演明けに発表された４年ぶりの新作「ALL WASHED UP」はCHEAP TRICKが歩んできたさまざまな音楽の冒険をこれまで以上にバランスよく、純粋に磨き上げて詰め込んだ、とても活動歴50年超えバンドのルーティン・ワークとは思えないフレッシュな意欲作。かつて世界のどこより先に日本の若い（当時）ファンの心をつかんだポップ・ロックの人懐こさあり、バンドのもともとの原点であるやかましいロック・バンドの熱量あり、ロックの歴史に長きにわたって立ち会って来たヴェテランならではな豊かで柔軟なコーデの才能の閃きあり、そして歳を感じさせぬ活力が全編にあふれている。

もしも……もしもCHEAP TRICKを“むかし日本の婦女子に人気のあったひとたち”みたいな認識で止まっているひとがいらっしゃるなら（彼らが歩んだ長い歴史のなかでずいぶん減ったとは思いますが）、ぜひとも心をまっさらにしてニュー・アルバム「ALL WASHED UP」に向き合ってみてほしい。