BONEFIREのフランク・ペイン（g）率いる欧州のオールド・ファッション・ハード熱愛アニキ集団SAINTED SINNERSが５作目「HIGH ON FIRE」を11月21日に“Reigning Phoenix Music”（国内盤ワードレコーズ）よりリリース。サウンドにもMVにも80'sメロディアス・ハード愛が大爆発!!

2010年代後半からドイツの老舗メロディアス・ハード・ロック・バンドBONFIREのツイン・ギターの一翼を担っているフランク・ペインのサイド・プロジェクトSAINTED SINNERSが欧米シーンの架け橋として目下絶好調のメタル専門レーベル“Reigning Phoenix Music”より５作目となる新作「HIGH ON FIRE」を11月21日にリリースする。

2021年発表の前作「Taste It」をリリースしたギリシャのメタル専門インディーズ“Rock Of Angels Records”が大手“Reigning Phoenix Music”の傘下に入ったことからのレーベル移籍だろうが、今回はリリース前公開のMV制作にもリキが入っており、バンドがデビュー以来10年近く頑固に貫いてきた80年代メインストリーム指向メロディアス・ハード・スタイル復興の夢がスケールアップして実現しているようななりゆきだ。

SAINTED ANGELのデビューは2017年。当初は現在復活BANGALORE CHOIRの活動に燃えるデイヴィッド・リース（vo）がフロントマンを務めており、バンドはオールド・ファッションなメロディック・ハード・ロック熱愛ミュージシャンたちの集合体としてインディーズ環境下ながら欧州で地道に活動を続けてきた。現在フロントマンを務めるのはTYGERS OF PAN TANGのジャコポ・マイレ（vo）。キーボーディストはGOTTHARDのサポートを務めていたエルネスト・ゲッツィ、ベーシストには元FREEEDOM CALLのサミー・ゼーマンが加わっている。

その努力と実力、いよいよ世界のメロディック・ロック愛好家たちに向けて華々しく披露されるときがきた！……のか？　「ノスタルジー！」の乱暴な一言で片付けずこの時代を超越した高揚感と陽性のエモーションをじっくりご賞味ください。