MOTÖRHEADとTHE DAMNEDの極悪コラボ「Neat Neat Neat」公開！　パンク界からのトリビュート・アルバムが10月にリリース

ここ日本でも国産ハードコア勢によるトリビュート作品が出ていたことからもわかるように、MOTÖRHEADはメタルヘッドだけでなくパンクスにも支持された…というか、レミー・キルミスターがそもそもメタルとパンクの源流にあるHAWKWINDにいたから当然といえば当然なのだが、そんな暴力音楽のゴッドファーザーぶりを証明するかのように、海外パンク大物たちからのトリビュート・アルバム「KILLED BY DEAF - A PUNK TRIBUTE TO MOTÖRHEAD」が発売されることになった。BMGから10月31日のリリース。
 
１アーティストにつき１曲、全14曲を収録。いきなりPENNYWISE、RANCIDで幕を開ける本作は、大ベテランから比較的新しめのバンドまで強靭なメンツが参加。GBH、ANTI-NOWHERE LEAGUEといったメタル界隈も無視できないハード＆ヘヴィなお歴々が多数揃っている。
 
最大の注目点は故レミー本人が参加していること。THE DAMNEDとMOTÖRHEAD合体名義による未発表テイクが収録されているのだ。THE DAMNEDといえば1978年に解散してすぐ活動再開した際、キャプテン・センシブルがギターにスイッチしたことで不在だったベーシストの穴をレミーが埋めたTHE DOOMED名義でライヴを行ない、またMOTÖRDAMNとして “Over The Top” “Ballroom Blitz” をレコーディングしたこともある、MOTÖRHEADのまさしく盟友。しかもここではMOTÖRHEAD 楽曲ではなく、THE DAMNEDといえばこの１曲、といった「Neat Neat Neat」を、レミーとデイヴ・ヴァニアンの掛け合いでビシッと決めている。