ダロン・マラキアン（g, vo／SYSTEM OF A DOWN）の
サイド・プロジェクトDARON MALAKIAN AND SCARS ON BROADWAYが７年ぶりの新作「ADDICTED TO THE VIOLENCE」を７月18日に発表

2025年になってスタジアム級の南米ツアーを敢行し再び活発に動き始める兆しが見えるものの新作制作に関しては依然として腰が激重ですでに20年もアルバムを発表していないSYSTEM OF A DOWNだが、そんななかダロン・マラキアン（g, vo）はサイド・プロジェクトDARON MALAKIAN AND SCARS ON BROADWAYの７年ぶりの新作（３作目）「ADDICTED TO THE VIOLENCE」を７月18日に発表する。

同作収録曲“Killing Spree”のMVが先行公開された。

「ADDICTED TO THE VIOLENCE」は前作「DICTATOR」（2018年）の続編という位置付けとのことで、バンド内の創作に関する足並みの揃わないSYSTEM OF A DOWNに対してダロンの音楽制作の焦点はまったくブレていないようだ。

2018年の「DICTATOR」発表時にダロンが「SYSTEM OF A DOWNの動向が不明確だったのでとっくに出来上がっていたアルバムの発表を控えていたけれど、SYSTEM OF A DOWNの新作制作が近々にはなさそうなのでリリースに踏み切った」と語っていたところを見ると、今回もSYSTEM OF A DOWNの新作制作タイミングはまだまだ遠いということか。

いずれにせよいまはDARON MALAKIAN AND SCARS ON BROADWAY新作のSYSTEM OF A DOWN張りにエキセントリックでエネルギッシュな内容に注目しよう。

〈NEW ALBUM〉
DARON MALAKIAN AND SCARS ON BROADWAY
「ADDICTED TO THE VIOLENCE」（輸入盤CD）
Scarred For Life
2025年７月18日発売

01. Killing Spree
02. Satan Hussein
03. Done Me Wrong
04. The Shame Game
05. Destroy The Power
06. Your Lives Burn
07. Imposter
08. You Destroy You
09. Watch That Girl
10. Addicted To The Violence

2024年12月にリリースされたデビュー・アルバム「SCARS ON BROADWAY」（2008年）のヴァイナル・オンリーのデラックス・エディションに追加収録された未発表曲“War For Religion”のヴィジュアライザーはこちら。