THIN LIZZYの42年振りのニュー・アルバム「THE ACOUSTIC SESSIONS」が1月に登場! 初期ナンバーをアコースティック・ヴァージョンでリリース!
THIN LIZZYのニュー・アルバム「THE ACOUSTIC SESSIONS」が、2025年1月24日に『Decca Records』からリリースされることが発表された。
スタジオ新作としては「THUNDER AND LIGHTNING」(1983年)以来42年振りとなるこの作品には、バンドの初期ナンバーのアコースティック・ヴァージョン10曲が収められている。それらのニュー・ヴァージョンは、オリジナルのフィル・ライノット(1986年没)のヴォーカルを残しつつ、創設メンバーの1人であるエリック・ベルが新たにギター・トラックを加えて制作されたという。
この新作から”Whiskey In The Jar”のリリック・ビデオがアップされている。
エリック・ベルはこう語る。
「1971年のデビュー・アルバム『THIN LIZZY』の時に”Eire”をレコーディングしたのを覚えてる。僕が最初にメインのギター・パートをアコースティックで書いて、そこからバンドで組み立てていったんだ。全編で12弦アコースティックを弾いて、その上にエレクトリック・ギターを加えたんだけど、そういうやり方をしてたのが今回役に立ったね。最近、僕達はベルファストのスタジオで、お気に入りの楽曲にフレッシュなギター・パートを加えて、新しいTHIN LIZZYのアコースティック・ヴァージョンを作ったんだ。オリジナルのアコースティック・パートを再構築して、当時フィリップ(ライノット)が録ったヴォーカルを加えて、オリジナルのレコーディング・セッションでブライアン(ダウニー)が思いついたドラム・パートも加えてね」
そして、プロデューサー/ミキサーのリチャード・ウィテカーはこう説明する。
「伝統的に、ソングライターやバンドは曲のデモを作る時にはピアノやギターなどのアコースティックな”ポリリズミックな”楽器を使ってきた。ほとんどの場合、それらのパートは制作プロセスの中で置き換えられるんだが、時々そういった核となった要素が無傷のまま残っていることもある。Vagabondsプロジェクトで私はそれに遭遇したんだ。『DECCA』に残された音源をふるいにかけた後、私はアイディアのリストを提示したんだが、ほとんどのものはさらに手を加える必要があった。それで、レーベルの人達がエリック(ベル)に打診したところ、彼は喜んで今回のプロジェクトに参加してくれたんだ。我々はとてもユニークでスペシャルなものを作れたと思うよ」
「THE ACOUSTIC SESSIONS」
2025年1月24日発売
<収録曲>
01. Mama Nature Said
02. A Song For While I'm Away
03. Eire
04. Slow Blues - E.B (Eric Bell)
05. Dublin
06. Whiskey In The Jar
07. Here I Go Again
08. Shades Of A Blue Orphanage
09. Remembering Pt. 2
10. Slow Blues - G.M (Gary Moore) - Bonus Track
Thin Lizzy – 1976 (Jailbreak/Johnny The Fox)
2024年9月27日発売
商品形態:5CD+ブルーレイ
品番:UICY-80527
価格:13,200円(税込)
【輸入国内盤仕様・完全生産限定盤】
日本盤のみ:英文解説翻訳付/歌詞対訳付、SHM-CD仕様
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