ANGRAが最新アルバム「CYCLES OF PAIN」から新たに ”Vida Seca” のMVをアップ!
この曲で、ゲストとして冒頭のポルトガル語のパートを歌っているのは、同郷ブラジルのシンガー/ソングライターのレニーニ。ラテン・グラミー賞を何度も受賞しているビッグ・アーティストである。
この曲の歌詞について、フェリペ・アンドレオーリ<b>はこう説明する。
「貧困の中で生まれたある子供について歌っている。そういう子供はブラジルでは山ほどいるし、他の国々でもそうだ。彼は幼い頃の苦難にもかかわらず、人生を通じて機会に恵まれ、最終的にはより良い境遇に到達する。この曲は、実力主義に対する見方であり、人生スタート時の環境が異なる人々に対して同じレヴェルの成果を求めることがいかに不公平か、ということを言ってるんだ」
「CYCLES OF PAIN」(2CD初回限定盤)
2023年11月1日発売
<収録曲>
DISC 1
01. Cyclus Doloris
02. Ride Into The Storm
03. Dead Man On Display
04. Tide Of Changes - Part I
05. Tide Of Changes - Part II
06. Vida Seca
07. Gods Of The World
08. Cycles Of Pain
09. Faithless Sanctuary
10. Here In The Now
11. Generation Warriors
12. Tears Of Blood
13. Tears Of Blood [Speed Version] (日本盤ボーナス・トラック)
DISC 2
01. In Excelsis
02. Nova Era
03. Millennium Sun
04. Acid rain
05. Heroes Of Sand
06. Unholy Wars
07. Running Alone
08. Visions Prelude
09. The Course Of Nature
10. Metal Icarus
11. The Shadow Hunter
12. Bleeding Heart
※以下、メーカー・インフォメーションより。
ブラジリアン・メタルの至宝ANGRAが
2018年リリースの『ØMNI』以来となる5年ぶりのアルバムにして
記念すべき通算10作目をドロップする。
■10作目のスタジオ・アルバム
1991年にデビューしたANGRAにとって、本作が記念すべき10作目のオリジナル・スタジオ・アルバムとなる。結成からバンドを支えてきたギタリストのラファエル・ビッテンコートはこう語る。
「30年以上前にバンドを始めた俺にとっても、バンドのみんなにとっても、今は第3世代、つまりヴォーカルにファビオ・リオーネを迎えて3人目のシンガーのキャリアに突入している。だから、これは第3世代としての3枚目のアルバムになる。10枚目のスタジオ・アルバムということで、遺産を守りつつ、未来にもフォーカスしている感じだね」
■17年ぶりのデニス・ワード
本作のプロデューサーは、『REBIRTH』(2001)、『TEMPLE OF SHADOWS』(2004)、『AURORA CONSURGENS』(2006)というエドゥ・ファラスキ在籍時の傑作を手がけた名手デニス・ワード。レコーディング、ミキシング、マスタリングも含め、17年ぶりにANGRAと共闘。さらにデニスは、作詞においても数曲に関わっている。
■日本盤のみキコ・ルーレイロ参加&『REBIRTH』20周年記念ライヴCD付属
日本のみ2枚組のリミテッド・エディションが発売となる。付属のディスクは、2022年7月2日に祖国ブラジルのサンパウロにて行なった名盤『REBIRTH』の20周年記念公演の音源を収録したライヴCD『Rebirth 20th Anniversary Live In São Paulo』。
そして、ボーナス・トラック「Tears Of Blood」のスピード・ヴァージョンには、元ANGRA/現MEGADETHのキコ・ルーレイロ(g)がゲスト参加。同ヴァージョンは日本盤にしか収録されないため、まさにキコは日本のファンのためだけにこのアルバムに参加したことになる。ちなみに、オリジナルの「Tears Of Blood」には、HELLOWEENのマイケル・キスクとのデュエット・プロジェクトや、EDGUYのトビアス・サメットが主宰するAVANTASIAへの参加でも有名なアマンダ・サマーヴィルがゲスト・シンガーとして美声を披露している。
■ATOMIC FIREと契約
今回バンドは、ドイツのメタル専門レーベルAtomic Fire Recordsと契約。ラファエルはこう述べている。
「このパートナーシップは面白いね。なぜなら、Angraという言葉は70年代に原子炉が建設されたブラジルの場所を指す言葉でもあるから。この原子力発電所は、基本的にはある種のクリーンなエネルギーを生み出すために作られたものだけど、ある意味では世界を救うかもしれないが、同時に世界を破壊するかもしれない非常に強力なものだ。とても大きな爆発になるだろうし、喩えるなら、とても強力なアルバムになるだろう。悲しく孤独な人々の魂を癒すことのできる音楽で、そんな世界を燃やしたいんだ」
「ØMNI」
2018年
この記事へのコメントはまだありません